ここがポイント「新編 新しい理科」のいつでもQ&A
疑問などよくお問い合わせいただく質問と回答を掲載しています。
更新は適時おこなっていますのでお困りの問題を解決する際にお役立てください。
FAQよくある質問
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CBTへの対応は図られていますか?
各単元末に、動画を見て問題に答えるQRコンテンツ「デジ問」を用意しています。3年10箇所13問、4年11箇所15問、5年9箇所11問、6年9箇所14問、計39箇所53問。今後のCBTでは、動画て提示される情報をもとに考える問題が主流になることが予想されるため、「デジ問」がその対応に役立ちます。なお問題ごとに、正誤を自動で判定できます。
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教科書の重さや厚さ、情報量について、児童への配慮はされていますか?
内容を精選し、令和2年度用教科書よりも、全学年あわわせて46ページ削減し、かつ独自に開発した丈夫な軽量用紙を使用することで、重量と情報量の両面で児童への負担を軽減しました。削減したコーナーや資料は、原則としてQRコンテンツに移行しています。総ページ数は少なくなりましたが、学習の流れのなかで使える豊富なQRコンテンツと紙の教科書を併用できるようにすることで、従来よりも学習効果が高まるよう工夫しています。
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理科の見方・考え方は、具体的にどのように示されていますか?
各場面で主に働かせる「理科の見方・考え方」の具体例を「なんだパンダ先生」のセリフとして青枠で提示しています。令和2年度用教科書では、同様のコーナーに「理科のミカタ」という名称を冠していましたが、全国の先生方から、「『見方』 のみを明示しているように見える」、「『見方』という言葉を児童に伝える必然性がない」といったご意見があり、令和6年度用教科書では、名称を廃止しました。
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令和2年度用教科書の「詳しい対話例」や「学びをつなごう」は、なくなってしまったのですか?
令和6年度用教科書では、どちらもQRコンテンツに移行しました(「詳しい対話例」は「話し合いの例」及び「デジ活」に、「学びをつなごう」は「つなげる学び」に移行)。QRコンテンツへの移行によって、ご指導や学級・児童の実態等に応じて活用できるようになりました。また、家庭学習も含めて、児童が見たいと思ったときに、個別に参照できます。
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QRコンテンツは、必ず使用しなければならないのですか?
学習指導要領で示されている内容は、紙の教科書のみで完全にカバーできています。そのため、QRコンテンツを使用しなくても、学習内容にもれが生じることはありませんので、ご安心ください。QRコンテンツは、学習効果をより高めるためにご用意しましたので、ご指導のスタイルや学級・児童の実態、学校のICT環境等に適したものを、適宜選択してご活用いただけますと幸いです。
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観察・実験のQRコンテンツ「やり方」の動画では、観察・実験の結果まで示されていますか?
観察・実験の「やり方」の動画でお示ししているのは手順のみで、結果までは含めておりません。この理由は、児童が実際に観察・実験を行って確かめてほしいと考えているためです。なお、紙の教科書でも、観察・実験の手順と結果は同じ見開きにならないように構成しています。観察・実験の結果の動画につきましては、教師用指導書付属のデジタルブックに搭載する予定です。
Q&AいつでもQ&A
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令和2年度用教科書の「レベルアップ 理科の力」は、なくなってしまったのですか?
令和2年度用教科書で、資質・能力の重点的な育成場面だった「レベルアップ 理科の力」は、「のばそう! 理科の力」に変わりました。「『レベルアップ』という言葉の意図が分かりづらい」というご指摘をいただいたためです。「のばそう! 理科の力」では、児童に伝わりやすくなるよう、対話の具体例を精選しました。QRコンテンツ「デジ活」を付して、『個別最適な学び』『協働的な学び』に対応できるよう工夫しています。
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令和6年度用教科書から、全学年でプログラミングを扱っているのはなぜですか?
巻末特集「理科とプログラミング」を新たに設定しました。『プログラミング教育』や『STEAM教育』に対する社会的な関心やニーズは、年々高まっています。全学年の巻末で、学んだこととプログラミングのつながりを示すことで、プログラミングへの興味・関心を呼び起こすとともに、プログラミング的思考を育む契機にしていただきたいと考えました。
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令和6年度用教科書から、全学年でSDGsを扱っているのはなぜですか?
巻末に、各学年の理科で学んだこと(3〜5年)および中学校の理科で学ぶこと(6年)と『SDGs』をつなげるページを設けています。学習内容とSDGsの各目標のつながりを知ることが、児童が現代的な諸課題に対して問題意識をもつ契機となり、その意識を常にもち続けてもらえるよう構成・工夫しました。
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QRコードでどんなコンテンツが見られるか、よく分かりません。何か確認する方法はありますか?
各学年最終ページの「デジタルコンテンツで学びを広げよう」で、QRコンテンツの種類を紹介しています。そのページにあるQRコード「ホームへ」を読み込むと、QRコンテンツサイトのホーム画面に移行することができ、各コンテンツの内容をご確認いただけます。ホーム画面からは、すべてのQRコンテンツにアクセスできますので、そのURLをブックマークしていただければ、各コンテンツへのアクセスが簡単になります。
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「理科ノート」と「デジタルワークシート」では、何が違うのでしょうか?
「理科ノート」はPDF形式で、端末にダウンロードしてロイロノート等の授業支援ツールに取り込んでの活用や、プリントアウトして配布する形での活用を想定しています。「デジタルワークシート」は、「理科ノート」の観察・実験部分を抽出したものです。ただし、データ形式に違いがあります。Web上で直接かき込んだり、入力したりできる形式で、端末に取り込む必要がありません。