- ○基礎的・基本的な事項が過不足なくコンパクトに網羅されている。また,例・例題と問のギャップをなくし,スムーズに授業が展開できるように工夫して編集されている。
- ○本文の問の末尾に節末問題と章末問題へのリンクマークが付され,追加問題が扱いやすくなるように工夫されている。
- ○「1章 方程式・式と証明」2次方程式の解と係数の関係では,2つの解の和と積が2次方程式の係数で表されることを例示してから一般の場合を示し,その関係が自然に納得できるように工夫されている。(p.31)
- ○「2章 図形と方程式」2直線の関係では,垂直条件を合同な長方形を用いてわかりやすく説明されている。(p.76)
連立不等式の表す領域では,x,yの1次式の積の表す領域が例題6で扱われている。(p.100)
- ○「3章 三角関数」弧度法では,有名角の度と弧度の対応を図にまとめ,弧度法を導入しやすく工夫されている。(p.112)
2次関数に帰着する三角関数の最大・最小の例題が,チャレンジで扱われている。(p.132)
- ○「4章 指数関数・対数関数」指数関数と同様に対数関数のグラフから,対数の大小関係を示されている。また,応用として,方程式を例6・例題4で,不等式を例題5・例題6で扱われている。(p.169~1171)
- ○「5章 微分と積分」接線の方程式では,2次関数のグラフ上の点における接線の方程式から導入されている。(p.193)
3次関数とx軸で囲まれた面積の例題が,チャレンジで扱われている。(p.223)
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