- ○基礎的・基本的な事項が過不足なくコンパクトに網羅されている。また,例・例題と問のギャップをなくし,スムーズに授業が展開できるように工夫して編集されている。
- ○本文の問の末尾に節末問題と章末問題へのリンクマークが付され,追加問題が扱いやすくなるように工夫されている。
- ○数学I「1章 数と式」絶対値記号を含む方程式・不等式では,例1~3で場合分けをしないで解く方程式・不等式を扱った後,例4で場合分けをして解く方程式を扱うことで,段階的に学習できるように工夫されている。(p.44~45)
- ○数学I「3章 2次関数」2次関数の平方完成の変形では,例7は2次の項の係数が1で1次の項が偶数の場合,例8は2次の項の係数が1で1次の項が奇数の場合,例9は2次の項の係数が1でない場合に分け,それぞれ右側に式変形のポイントも示して,ていねいに扱われている。(p.80~81)
- ○数学I「5章 データの分析」ヒストグラムと箱ひげ図との対応が扱われ,箱ひげ図はヒストグラムのおおよその形を示していることが分かりやすく記述されている。(p.169)
- ○課題学習は,学習内容と実生活との関連が十分に図られており,生徒の興味・関心を高める数学的活動を重視した課題が扱われている。
- ○「発展的な学習内容」には「発展」マークが付けられ,本文と明確に区別されている。
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