教科書・シラバスのご紹介

英語PROMINENCEシリーズ

検討の観点と内容の特色

PROMINENCE I

教番
2東書 コI330
Word
項目 観点

内容の選択・程度

  • *学習指導要領の教科の目標を達成するため必要な教材が適切に用意されているか。
  • *基礎的・基本的事項の理解や習得のため適切な配慮がなされているか。
  • ○教材は,I が「共に生きる」「異文化理解」「日本人と日本文化」「科学技術」「現代社会」の各ジャンルから題材がバランスよく選択されており,興味・関心を持って学習が進められるように配慮されている。「リサイクルオーケストラ(L.4)」「葛飾北斎(L.5)」,「ミウラ折り(L.8)」などは好題材。 II は「Essay」「Interview」「Presentation」「Speech」「Discussion」の活動別Unit構成になっており,それぞれの活動向けの題材が揃えてある。それぞれの活動には,手順が丁寧に示されてある。「古代地球への窓(L.3)」「教育に向けてのマララの戦い(L.7)」「電柱と広告の国(L.9)」は好題材。
項目 観点

組織・配列・分量

  • *内容の組織・配列は,学習指導を有効に進められるように考慮されているか。
  • *分量は学習指導を有効に進められるように考慮され,精選されているか。
  • *中高の接続に対する配慮がなされているか。
  • ○各課は,写真資料などからの導入,理解・演習,整理・発展の順に編集されており,効率的に学習できるよう配慮されている。特に,本文は一般的な授業の流れに沿って4~5のパート分けがされており,使いやすく,学習効果が上がるように工夫されている。
  • ○教材バランス,全体的分量も適切であり,コラム,補充教材,付録も充実しており,機能的で充実した授業展開ができるよう配慮されている。
  • ○学習する文法事項に関して,I はレッスン3までは原則として「中学校で学んだ文法事項の復習」であり,中高の接続にも適切な配慮がなされている。
項目 観点

表記・表現及び指導に対する工夫や配慮

  • *学習意欲を高めるための配慮がなされているか。
  • *用語・記号の取り上げ方や記述のしかたは適切か。
  • *生徒の自学自習への配慮や工夫がなされているか。
  • *指導書や周辺教材での工夫や配慮がなされているか。
  • ○全ページフルカラーであり,メリハリのきいた紙面構成と相まって学習意欲が高められるよう配慮されている。
  • ○用語・記号は統一されており,記述の仕方も適切である。
  • ○基本的にほぼすべての記述は英語によりなされているが,文法の説明や,生徒が読むことを前提としているコラム類は日本語による記述であり,生徒の自学自習への配慮がみられる。
  • ○教科書を支援する指導書や周辺教材などが充実しており,指導しやすい教科書である。
項目 観点

印刷・造本上の配慮

  • *印刷の鮮明さ,活字の大きさ,行間,製本などは適切か。
  • *環境保全や生徒の多様な特性に配慮がなされているか。
  • ○活字は鮮明で美しく,写真,イラストなども鮮明で効果的である。
  • ○製本は堅牢で,開きやすい様式である。
  • ○図やグラフの色使いなど,色覚特性への配慮を含むユニバーサルデザインとなっており,全ページにわたって配色を工夫するなど,だれもが見やすい紙面になっている。
  • ○本文の用紙には再生紙と植物油インキを使用し,地球環境や資源に及ぼす影響も考慮されている。
項目 観点

総合所見

  • *上記観点から見た,全体的・総合的な当教科書の特徴
  • ○教科目標達成に必要な学習事項が適切に配置されていることに加え,学習のポイントを押さえた機能的な単元構成の工夫,魅力のある題材,指導時数を考慮した分量など,使いやすく,標準的な生徒の英語力を確実に向上させるバランスのとれた教科書である,と判断される。

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