編集長が答える公民 教科書活用Q&A

教科書の改訂ポイントやQRコンテンツの活用方法についてQ&A形式でお答えします。

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  • Q1

    課題解決的な学習を実践するために

    経験の少ない先生が参考にすることができる、授業づくりのヒントはありますか?

    A

    教科書と指導書で徹底サポート!

    単元を貫く「探究課題」の設定から解決に至る流れを、「問い」を軸に構造化しました。1時間ごとの学習課題と探究課題をつなぐ踊り場の問い(探究のステップ)を設けることで、段階を踏んでスムーズに探究課題を解決できる構成になっています。
    また、教師用指導書として「指導編(朱書)」を新規発行します。教科書の展開に沿って、学習の流れや本時の要点、QRコンテンツの活用のポイントが分かるため、経験の浅い先生も安心してご指導いただけます。

  • Q2

    課題を追究したり解決したりする学び方

    「現代社会の見方・考え方」はどのように示されていますか?

    A

    虫眼鏡アイコンマークでより分かりやすくなりました

    「現代社会の見方・考え方」を働かせる視点の例は虫眼鏡アイコンで示しました。資料の読み取りや協働的な活動のコーナーに登場します。
    例:虫眼鏡アイコン 持続可能性虫眼鏡アイコン 効率公正虫眼鏡アイコン 民主主義

  • Q3

    資質・能力を育成する3つの柱

    3観点の評価に資する工夫はありますか?

    A

    学習のまとめに評価の観点を明示しました!

    単元の学習のまとめを「確かめよう」「ふり返ろう」「深めよう」の3つの段階に分け、それぞれ「知識」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を示し、評価の観点との関連を確認しやすくしました。

  • Q4

    主体的に社会に参画するために

    「主権者教育」「消費者教育」はどのように扱われていますか?

    A

    主権者意識・消費者意識を高める「18歳へのステップ」

    3年後、18歳になり成年として主体的に社会参画するための準備として「18歳へのステップ」を設けました。生徒の興味・関心を高める身近で具体的な場面から、憲法・政治・経済をとらえ、主権者意識・消費者意識の醸成を促します。

  • Q5

    1人1台端末環境は実現したけれど…

    ICTをもっと日常的に活用したい!

    A

    普段使いできるQRコンテンツが盛り沢山!

    単元の導入では「導入クリップ」、本文ページでは「チェック&トライ」、まとめでは「ワードチェック」や「思考ツール」など、ほぼ毎時間、授業で普段使いできるQRコンテンツを用意しました。授業の流れに沿って無理なく自然に扱うことができ、操作方法も至ってシンプルです。ぜひお役立てください!

  • Q6

    生徒への負担軽減のために

    教科書の重さや厚さ、情報量について、生徒への配慮はされていますか?

    A

    教科書内容を精選し、QRコンテンツを充実させました!

    内容を精選し、令和3年度教科書よりも16ページ削減し、かつ独自に開発した丈夫な軽量用紙を使用することで、重量と情報量の両面で生徒への負担を軽減しました。また、学習の流れのなかで使えるQRコンテンツを充実させ、紙の教科書と併用できるようにすることで、従来よりも学習効果が高まるよう工夫しています。