編集長が答えるNEW HORIZON 教科書活用Q&A

教科書やQRコンテンツに関する内容など、よくお問い合わせいただくご質問についてお答えします。
更新は適時行っていますので、お困りの問題を解決する際にお役立てください。

お問い合わせ
  • Q1

    小学校英語の定着度が生徒によってバラバラ

    小中接続期の指導の工夫は?

    A

    夏休み終了までに足並みをそろえましょう

    小学校で学んだ単語を「音と文字の関係」とともに復習するSounds and Lettersを設け、読み書きの指導をていねいに行えるようにしました。また、語順への気づきを促す「語順カード」を新設し、英語の基礎の定着をフォローします。 さらに、楽しいアニメで既習事項を復習する「夏休み特集」を設けました。英語が得意な生徒も、得意ではない生徒も、誰一人取り残されることなく、中学校の学習を始められます。

  • Q2

    指導すべき単語数が多くて大変

    単語の扱い方の工夫は?

    A

    「発信まで使えるようになりたい語」800語の定着をめざしましょう

    語彙は、受容語や資料編の語も含めて、約2,300語を扱っています。このうち800語を「発信まで使えるようになりたい語」に設定し、太字で示しています。現行版教科書では1,000語に設定していましたが、さらに精選し教科書内にくり返し提示することで定着できるように工夫しました。また、Book 1では、小学校の単語も含めて新出語の数が多くならないよう配慮しました。800語以外の単語は、生徒の発達段階に応じて、聞いたり読んだりしたときに意味が分かるように指導することを意図しています。

  • Q3

    基本事項をていねいに指導したい

    文法配列の工夫点は?

    A

    基礎をよりていねいに指導できるよう、配列を見直しました

    1年の前半は現行版教科書からUnitを1つ減らし、Key Sentencesの内容や配列を見直すことで、生徒が余裕をもって学習できるようにしました。be動詞と一般動詞など、つまずきやすいポイントをよりていねいに学べるよう工夫しています。2-3年は、Unitの前半のPart 1・2(短めの本文)により重要な文法事項を配置し、後半のRead and Think 1・2(長文パート)には軽めの文法事項を配置することで、学習負担に配慮しました。

  • Q4

    「主体的に学習に取り組む態度」の評価が難しい

    評価についてはどんな工夫がされている?

    A

    目標・指導・評価を一体化し、自己調整を促します

    各Unitの冒頭に単元の目標を明記し、Unit Activity(単元のゴールの活動)に向けて、各パートのActivity(本文を利活用して行う言語活動)を積み上げます。目標を共有し、目標に向かう活動をくり返すことで生徒の自己調整を促すとともに、教師用指導書にActivityで表現したことを書きためるためのワークシートを用意し、見取りの参考にしやすくします。また各学年の教科書冒頭に、英語学習のコツをまとめた「学び方コーナー」(解説動画つき)を設け、生徒の主体的な学びを支えます。

  • Q5

    デジタルコンテンツを有効に活用したい

    一斉授業でデジタルを効果的に使うには?

    A

    協働的かつ個別最適な学びを支援するコンテンツを用意しています

    英語で伝え合うための素地となる本文や語句、文法は、本文・語句ビューアやKey Sentences 解説動画で自分に合った方法で学ぶことができます。また、伝えたい内容を調べるツールとして、デジタルマップを用意しています。クラスで同じ情報を共有できるため、調べ学習・発表をスムーズに行うことができます。さらに、本文検索機能である用例辞典で、表現したいことを本文を利活用して効率的に英語にすることをサポートします。 QRコンテンツ紹介動画はこちら

  • Q6

    入試に出題される英文が年々長くなっている

    長文読解力をつけるために効果的な方法は?

    A

    ラウンドリーディングで読解力を育成します

    ラウンドリーディングは、Round 1~3の設問に沿って、3回視点を変えながら読解のポイントを絞って英文を読む活動のことです。Unitの後半のRead and Think 1・2ではこのラウンドリーディングにより、英文を適切にかつ効率的に読む力を育てます。また、Read and ThinkやLet’s Readでは、多様な文章タイプを扱うとともに、段階的に分量を増やし、長文への対応力を養います。