テスト問題プリントの作成に役立つ便利な使い方を紹介しています。※説明文中で特に記載の無い場合は,Windows 7を標準的な設定で利用していることを前提として手順などを示しています。環境が異なる場合は,適宜読み替えてご利用ください。


  • 穴埋め問題用枠を作成する機能を活用する
  • 穴埋め問題用枠を利用すると,文章・数式中に空欄を作成することができます。
    その空欄に直接解答を書き込む方式や,後で解答欄にまとめて解答を記入する方式など,様々な形式のテスト問題を作成できます。
    穴埋め問題用枠作成機能は,以下の手順で利用できます。
    1.穴埋め問題用枠を設定したい文字や数式を選択してください。(複数の文字や数式を穴埋め問題用枠に設定する場合は,その範囲を選択してください)
    2.右クリックして「穴埋め問題用枠」→「設定」を選択してください。選択した箇所が四角枠で囲まれた状態になります。
    3.四角枠で囲まれた部分で右クリックして「穴埋め問題用枠」→「書式」を選択してください。
    4.「空欄名」には,空欄に表示させたい文字(「ア」「A」など)を入力してください。また,表示位置を「左上」または「中央」に設定してください。
    5.四角枠で囲まれた部分で右クリックして「穴埋め問題用枠」→「表示」を選択すると,枠で囲んだ部分の表示/非表示を切り替えることができます。
    6.穴埋め問題用枠を解除する場合は,四角枠で囲まれた部分で右クリックして「穴埋め問題用枠」→「解除」を選択してください。元の(穴埋め設定をする前の)文字や記号に戻すことができます。
    ※「解除」を選択すると,上記の手順4で設定した空欄名や表示位置などの情報は失われます。通常は手順5のように表示/非表示を切り替えてご利用ください。
    ※メニューの「書式」→「穴埋め問題用枠」→「全表示」または「全非表示」で,同じ数式オブジェクト内にあるすべての穴埋め問題用枠の表示/非表示を切り替えることが可能です。
    ※空欄に直接解答を書き込む方式の場合は,空欄名の表示位置を「左上」に設定すると便利です。
    ※空欄に直接解答を書き込む方式の問題を作成した後はいったん保存し,その後すべての穴埋め問題用枠を解除したものを解答として別のファイル名で保存しておくと便利です。
    ※空欄の大きさは,元の(穴埋め問題用枠を設定した部分の)文字数や形状によって変化します。元のサイズより大きめの空欄を作成したい場合は,元の文字や記号の前後にスペースを入力することで調整できます。
  • 中学校用の設定に切り替える
  • メニューの「書式」→「各種設定」→「校種」を中学/高校に切り替えることができます。
    中学に設定すると,x,yなどの文字の書体が中学校用に変わります。また,プロパティダイアログから使用できる記号類も中学校用に切り替わります。