命の大切さを伝える

小学校道徳
▲「ヌチヌグスージー(いのちのまつり)」(3年 p.26)

「生命の尊重」は全学年を通しての重点指導内容とし,各学年に3資料ずつ取り上げています。人間尊重の精神のもと,生命に対する畏敬の念が,子どもたちの心に響くように資料の選定と作成にあたっています。

命のつながりを知る

「生命の尊重」を扱う読み物資料として,3年生では「ヌチヌグスージー(いのちのまつり)」を掲載しています。「ヌチヌグスージー」とは沖縄で行われている「命の祭り」のことです。先祖の墓の前で,感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事です。この行事を通して主人公のコウちゃんは,自分の命が宇宙の始まりから続いてきていること,自分の命は先祖の命でもあることを初めて知ります。「いのちをありがとう」という感謝の気持ちを持つ主人公に共感することで,命を大切にする心情を育てることをねらいとしています。

自他の命を大切にする

高学年(第5学年,第6学年)では,「生命はかけがえのないものであることを知り,自他の生命を尊重する。」ことを目指し,共に生きることのすばらしさなどを考えることから,自他の生命を尊重し力強く生き抜こうとする心と,生命に対する畏敬の念を育てるようにしています。

また,社会的なかかわりの中での生命や,自然の中での生命,さらには,生命の尊厳など,多面的な視点から考えていく資料を掲載しています。

社会的なかかわりの中で,生命を脅かすものとしていじめがあります。全国でこの深刻ないじめに対応するために,道徳授業を通していじめを生まない学級づくりへの取り組みが行われています。

5年生では,公平な心を主題にした読み物資料「転校生がやってきた」を掲載しています。転校生琢馬の言動から,それまでいじめを傍観していた子どもたちが,いじめをなくすために行動していくという内容です。また,このようないじめを直接的に扱った資料だけではなく,正しいと思うことを主張することの大切さを扱った4年生「ドッジボール」(主題名:勇気ある行動)などいじめ問題に対応する資料を掲載しています。

このように,「小学校道徳」では,生命の尊重を扱った読み物資料を中心として,公正公平,正義や善悪の判断,勇気や信頼友情などの資料をもとに命の教育ができるように取り組んでいます。

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