書き換え例▢ 伝えたいことを整理し，情報を取捨選択する一言一句を元の文に対応させて作るのではなく，伝えるべきことって必要な情報に絞ります。必要なら適切なタイトルを付け▢ イラスト，写真，図や記号を使って分かりやすくするイラストや図解を使うことで，視覚的に分かりやすくします。▢ 不足している情報を補う例文大きな地震が発生するなどした場合，安否の確認電話がつながりにくい状況が起こることがありま例文ゴミ袋の有料化をお知らせする際の，料金部分を例文市区町村に書類を提出する。文章を分解してみると•大きな地震が発生するなどした場合のトラブ•安否の確認，見舞いなどの問合せが発生•電話がつながりにくい状況が起こるゴミ袋の種類と値段については，以下のとおりです•赤色半透明…燃えるゴミ 45ℓ＝45円 ╱30ℓ＝30円 ╱20ℓ＝20円 ╱•青色半透明…燃えないゴミ 45ℓ＝45円 ╱30ℓ＝30円 ╱20ℓ＝20円 ╱•無色半透明…資源ゴミ 45ℓ＝20円 ╱30ℓ＝15円 ╱20ℓ＝10円 ╱ 書き換え例地震が発生した場合，電話がつながりにくい状況 書き換え例市区町村の役所に書類を提出する。種類袋の色45ℓ30ℓ燃えるゴミ赤い袋45円30円燃えないゴミ青い袋45円30円資源ゴミ透明な袋20円15円•料金を表にして分かりやすくしま•袋の色はカラーのイラストにして 視覚でも分かるようにします。情報を整理するポイント3やさしい日本語303見出しや箇条書き，表などを取り入れた文章を掲載しました。実用文を読み，そこで得た問題1地震が発生したときは，次のように行動しましょう。登下校中⃝かばんや持ち物で頭部を保護し，ブロック塀，自動販売機，ガラス，建物，看板，電柱，崖下，海岸，川岸などからすぐ離れ，安全を確保する。⃝自転車通学中の場合は，自転車から降りる。公共交通機関が運休した場合は，駅などの避難指示に従う。⃝登校中は，可能ならばそのまま登校し，下校中の場合は，原則として安全に注意しながら下校する。状況によっては，近くの避難所等に向かう。在校中⃝普通教室の場合は，即座に机の下に潜り，机の脚を持って，頭部を保護する。揺れが収まったら，先生の指示のもと，グラウンドなどの安全な場所へ避難する。⃝廊下にいる場合は，近くの教室に入る。移動が困難な場合は，窓ガラスから離れて，体を低くして待機する。⃝階段にいる場合は，その場に座って待機し，慌てて駆け下りない。手すりがある場合は手すりを持つ。⃝手洗いにいる場合は，壁や柱の近くに寄り，身を低くする。個室にいる場合は，戸を開けて待機する。⃝グラウンドにいる場合は，校舎などからなるべく離れて，姿勢を低くして待機する。また，地割れや液状化現象に気をつける。地震発生時の生徒行動指針次の文書を読み、分かりやすい点、改善すべき点を「やさしい日本語ガイドライン」に基づいて指摘しよう。6 明日をみつめて306実用文で学んだことを活用し，文書の書き方を評価します。教科書読解教材論理の力言語活動教材コラム・附録17
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