「新編論理国語」ダイジェスト版
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             損害をホショウする   差別にコウギする   国境をこえる   違和カン本文で使われている接続表現を挙げ、その中から「逆接」「根拠」の接続表現に当たるものを指摘しよう。➡「つなげる力」〔一四八ページ〕ふだんの生活の中でどんなときに「おしゃべり」をし、どんなときに「対話」をしているかを振り返り、話し合ってみよう。 何だか頭に入りにくい文章だったのではないだろうか。では、接続表現を補ってみよう。すぐに解答例を見てしまってもかまわない。書き直した文章と元の文章を読み比べて、書き直した文章のほうが読みやすく、頭に入ってき 言葉と言葉のつながり方を「接続関係」とよび、接続関係を表す言葉を「接続表現」とよぼう。代表的な接続表現は「すなわち」「だから」「しかし」といった接続詞であるが、接続詞以外にも「例えば」「ので」「にもかかわらず」など、多くの接続表現がある。 論理的な文章にとって、接続表現は非常に重要である。そこで、そのことを実感してもらうために問題を出してみよう。接続表現を省いた文章を示してある。まず、問題であることを意識せずに文章を一度読んでもらいたい。そして読んだ後で教科書を閉じて、何が書いてあったかを言おうとしてみてほしい。接続表現に注意して接続関係を捉えるつなげる力1次の文章を、より明確になるように接続表現を補って書き直しなさい。 若い世代が生まれた頃には既にインターネットが存在していた。彼らはパソコンの操作に慣れ親しんでいると思われがちである。若い世代にとって身近な端末はスマートフォンやタブレット端末である。インターネットを使用するためにパソコンは必ずしも必要ではない。家庭にパソコンがない場合もある。若い世代はスマートフォン世代と捉えるほうが適切である。若者たちも、年齢を重ねるごとにパソコンの操作に習熟していくというデータもある。問2論理の力148510510読解教材の学習の手引きのページに設けられた「論理の力」の課題と関連づけて学べます。表現力を育む「論理の力」▲「対話とは何か」 (細川英雄)P.8~12

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