「詳解歴史総合」ダイジェスト版
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大学入学共通テスト「歴史総合」サンプル問題第1問 問5(大学入試センター作成)『詳解歴史総合』では 経済成長をはかるおもな指標に,経済規模の拡大を示す国内総生産(GDP)の増加率(経済成長率)■ 1と,人々の豊かさを示す人口一人あたりGDP■ 2の二つがある。これらの指標から,各国の経済成長や人々の豊かさにどのような変化がみられたかを比較し,その要因や影響について考えてみよう。日本と欧米先進国の経済成長日本や欧米諸国が高い経済成長を達成できた背景や要因は何だろう。また,急激な成長は社会にどのような影響を与えたのだろうか。6GATT(関税と貿易に関する一般協定) GガットATTは自由貿易の推進を目的に1948年に発足した国際協定で,日1950-551955-601960-651965-701970-75フランス■GDP成長率の国際比較4.4%4.7%5.8%5.4%3.4%8.9%8.9%4.5%3.9%2.4%2.9%2.9%3.2%2.5%2.1%4.4%4.4%5.0%3.4%2.7%4.9%4.9%4.8%4.8%2.9%9.1%9.1%9.4%11.6%4.5%西ドイツイギリスアメリカソ連日本■ 1各国の経済成長率■ 2各国の一人あたり実質GDP18,00016,00014,00012,00010,0008,0006,0004,0002,00005560657073年(ドル)1950フランス西ドイツイギリスアメリカソ連日本■欧米先進国と日本の経済成長 第二次世界大戦を通じて経済力をさらに強めたアメリカ合衆国は,1950年の国内総生産(GDP)で世界全体の約4分の1を占める超大国となり,西側先進国はブレトン・ウッズ体制のもと,為かわせ替や貿易➡p.127, 1375統計資料をもとに,アメリカ・ソ連・日本を含む各国の経済成長の背景を考察します。一人当たりGDPの推移を示したグラフをもとに,三つの国の経済について考察させる問題です。25Point 3入試・探究に対応する力を「つける」教科書p.182事象の背景やつながりを丁寧にイメージ。

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