令和2年度 小学校・中学校
学習活動の重点化等に資する年間指導計画参考資料

 文部科学省事務連絡「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における「学びの保障」の方向性等について」(令和2年5月20日発出)において、子供たちの「学びの保障」のための教育活動として、登校日の設定や分散登校の実施、時間割編成の工夫等により学校における指導の充実を図ることが示され、その上でなお、年度当初予定していた内容の指導を本年度中に終えることが困難な場合の特例的な対応として、学校の授業における学習活動の重点化を図ることが示されています。 その際、個人でも実施可能な学習活動の一部を授業以外の場で行うなどにより、学校の授業において行う学習活動を、教師と児童生徒の関わり合いや児童生徒同士の関わり合いが特に重要な学習への動機付けや協働学習、学校でしか実施できない実習等に重点化し、学習指導要領に定める内容が効果的に指導できるようにしていくことが求められます。
 文部科学省からの要請に応じ、まずは今年度使用されている小学校6学年と中学校第3学年の弊社発行教科書について、学習活動の重点化の観点から、年間指導計画参考資料を作成いたしました。
 本資料で示している「学校の授業以外の場での学習が可能であると考えられる教材・学習活動」は、可能な範囲で多く取り入れることを想定した参考例です。また、「感染症対策の観点から指導順序を変更することが考えられる教材」についても同様です。地域や学校、学級等の実情に応じて、柔軟にご判断、ご活用いただきたくお願い申しあげます。
 なお、本資料の作成にあたっては、文部科学省のご指導をいただいております。
令和2年6月5日

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