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今号のお題Field Trip(校外学習)
校外学習は,英語ではfield tripと言います。「実地見学」「社会見学」というイメージで,比較的勉強要素が強い校外活動をさします。アメリカでは,収穫を体験する農業体験や,郵便局,銀行などの公共機関の仕事の見学などが行われています。もうひとつexcursionという単語もありますが,こちらはどちらかというと「遠足」というニュアンスで,楽しむことを目的としたものが多いです。
旅行や出かける時の「持ち物」はthings to bringと言います。「持ち物リスト」はlist of things to bringとなり,自分でチェックリストを作って,前日に確認したりします。what to bringでもOK。
日程はdateと言います。年月日を記載する時,アメリカでは,月 → 日 → 年の順になります。例えば2018/12/30なら,December 30th, 2018となります。
行程や旅程など,目的地までの道のりのことをitineraryと言います。「もう一度旅程を確認しましょう」という時はLet’s check our itinerary again.のように言います。
ゴミを捨てるための袋はgarbage bagと言い,ごみ箱の中に入れるような比較的大きな物をさします。個人で持ってくような小さなビニール袋であればplastic bagと言います。
utensilsは「~用具」という意味ですので,writing utensilsで「筆記用具」という意味になります。他にもcooking/kitchen utensils(調理器具,キッチン用品),cleaning utensils(掃除用具)などがあります。
rain wearおよびgearはカッパやレインコートなどの着るタイプの雨具全般を指します。他にも「長靴」はrain boots,折りたたみ傘はfolding umbrellaなどがあります。また頭からすっぽりかぶるタイプのポンチョは英語でもponchoもしくはrain ponchoと呼ばれています。
meetは「会う」「集まる」という意味ですので,meeting timeで「集合時間」を表します。「集合時間を間違えないように」はBe careful not to miss the meeting time.と言います。
spotは観光スポットなどからもわかるように「ある特定の地点」を表しますので,meeting spotで「集合場所」になります。spotの代わりにplaceもよく使われます。もしくはdeparture place(出発地点)という言い方をすることもできます。
自由に過ごす時間のことはそのままfree timeと言います。校外学習やツアーでの「自由行動」を表す他にも,個人の「余暇」も表します。例:What do you do with your free time?(時間がある時は何をしますか?)
班長はteam leaderもしくはgroup leaderと言います。他にもvice team leader(副班長) time leader(時計係), health and safety leader(保健係), map leader(地図係)など。
水を入れる中身がちょっと見えるようなものはwater bottle,また魔法瓶のようなしっかりしたものはthermos bottleと言います。元々はThermosという商標名から来ていますが,一般的に保冷性,保温性のあるものを指すようになりました。
「休憩」はbreakなので,bathroom breakと言います。他には,five-minute break(5分休憩),quick break(ちょっと休憩),coffee break(コーヒー休憩)など。take a bathroom breakで「トイレ休憩をとる」という意味になります。
dismissalは「解散」「退去」という意味があります。dismissal bellは「終業のチャイム」という意味になります。解散時間はdismissal timeと言うので,「解散時間は4時の予定です」は,The dismissal time will be 4 o’clock.
予定などが書かれたしおりのことはguideやpamphletと言いますが,もし表紙などに書くのであれば,そのまま”School Fieldtrip”などと表記します。
連絡はcontactなので「連絡先」はcontact numberとなります。「連絡先一覧」ならばcontact listもしくはcontact numbers,「緊急連絡先」の場合はemergency contact numberです。
集合写真はそのままgroup photoもしくはgroup picture/shotと言います。「記念写真」ならcommemorative photo/pictureとなります。集合写真をとるときの掛け声は,Say cheese.(はい,チーズ)*チーーーー(ズ)か,Smile!(笑って!)*スマーーーー(イル)がよく使われます。
on timeで「時間通りの」という意味ですのでBe on time.で「時間厳守」という意味になります。「時間は必ず守るようにしてください」Please be on time./Please don’t be late.
tourには「見学」「見て回る」という意味がありますので,... tourで「~見学」という意味になります。他にアメリカでは,company tour(会社見学),farm tour(牧場見学)などがよく行われます。 go on a factory tourで「工場見学へ行く」。
体験型の校外学習は... experienceと言います。定番は,「職業体験」work experience「農業体験」farming experienceなどです。
museumは日本語では平坦にミュージアムと発音しますが,英語ではseにアクセントが置かれて,ミュズィーアムと発音します。art museumも同様です。「展覧会」はexhibition。アメリカでは博物館訪問では,博物館の専属ガイドが説明して回るguided tourが定番のアクティビティです。
ariumは「場所」を意味する言葉なので,planet(惑星)+ariumで「惑星に関する場所」=プラネタリウムを表します。発音はtaが一番強く「プラネッテリアム」となります。他にも,水族館は水(aqua)に関する場所なのでaquariumとなります。アクアリウムには「水槽」という意味もあります。
校外学習などにおいて,必ず立ち寄るべき通過ポイントは,英語でもそのままcheckpointでOKです。Make sure you come to the checkpoint.で(チェックポイントは必ず通過してください)という意味になります。チェックポイントは,box office(チケット売り場),small arbor(東屋),ticket gate(駅の改札口)など。