教科の広場
国語の先生である以上、自身の使う日本語は、生徒のお手本にならなければいけませんよね! そこで本シリーズでは「国語教師のための日本語講座」と題し、国語教師として知っておきたい日本語の使い方について解説していきたいと思います。
こくごスタジオ編集部
OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2022年の調査結果について、公開されています。結果の概要として、数学的リテラシー、読解力、科学的リテラシーの3分野全てにおいて、世界トップレベル。前回2018年調査から、OECDの平均得点は低下した一方、日本は3分野全てにおいて前回調査より平均得点が上昇しています。今回の結果には、新型コロナウイルス感染症のため休校した期間が他国に比べて短かったことが影響した可能性があることが、OECDから指摘されている。
文部科学省
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、統計の数値を吟味する上での注意点について、筆者が長年愛用している教材を昨今の社会問題に関連付けて紹介いたします。
北海道深川西高等学校 池田和彦
本誌は、東京書籍が発行する高校国語の教育情報誌です。今回は、藤原辰史氏(農業史)、独立研究者の森田真生氏、小川公代氏(英文学)、古田徹也氏(哲学)、川上郁雄氏(日本語教育)、乗松亨平氏(ロシア文学)から、エッセイを寄稿していただきました。また、「創作 掌編小説」として、小説家の滝口悠生氏に書き下ろしの掌編小説をご執筆いただきました。
東京書籍(株) 国語編集部
多くの生徒は、現代文の文章記述問題が苦手である。内容のおおよそは「わかる」気がするが、それを的確に記述解答するのは、確かに「腕前」を要し、例えば高校時代私自身・・・も苦手であった。ついては僭越ながら、私の経験の中で感じ会得した、文章記述問題の解き方をご紹介していきたい。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回はアンケートなど調査の数値を吟味する上での注意点に関する実践例と、最新のウクライナ情勢を題材とした教材も提示します。
東京大学の2009年入試問題(文系国語)で、『宇津保物語』の一節が出題されました。この一節は入試問題としては難易度が高いですが、「ののしる」「あだなり」といった古語や「末の松山」がらみの和歌のやり取りなど当時の風習を学べる、「古典教材」としてはかなり良質なコンテンツです。事実、複数の古文上級問題集にも収録されています。そこで今回は、授業での「プラスアルファ」を含めて解説します。
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、「実用的な文章」に登場する、図やグラフの読み取りの留意点に関する指導の実践をご紹介します。
「完了の助動詞」と言われるものには、「つ」「ぬ」「たり」「り」の四つがあります。このうち、「たり」と「り」は存続(…シテイル、…シテアル)の意味合いが強くなっています。では、「つ」と「ぬ」にはどのような違いがあるのでしょうか。本稿では、この点について考察してみようと思います。
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、複数の意味に解釈できる文の修正を通じ、誤解を招かない文を書く指導の実践をご紹介します。