教科の広場
【英語実践事例シリーズ No.23】英語授業(文法指導)において、生徒が主体的・対話的に学ぶためには、従来の講義形式による一斉授業だけでなく、生徒同士のペアワークやグループワークも取り入れながら、授業を活性化し、文法が特定の文脈の中で使用され、実際のコミュニケーションを重視した指導が求められている 本稿では、明示的な文法指導を教師による一斉授業ではなく、生徒によるプレゼンテーションを通じて他の生徒と共有することで、文法理解を促進する具体的な教育実践をご紹介したいと思う。
西武学園文理高等学校 土屋進一
「Enrich Learningの魅力」と「生徒の学び」が効果的につながるワークシート」。本教材は、2023(令和5)年刊行の東京書籍「ENRICH LEARNING Ⅱ(703)」に準拠したワークシートです。(※2024年2月、Unit 10のワークシートを追加しました。)
新潟県立高田高等学校 教諭 長谷川 誠
【英語実践事例シリーズ No.22】新学習指導要領から旧「英語表現」に変わって開始された「論理・表現」の授業は、「話すこと(やり取り・発表)」と「書くこと」を重視した授業展開が求められている。その中で、アウトプットと明示的な文法指導との両立に苦慮している先生方は多いのではないだろうか。 本稿では論理・表現の授業の中で、「話すこと(やり取り・発表)」と「書くこと」の支えとなる文法指導のあり方について具体的な実践例を提示したいと思う。
【英語実践事例シリーズ No.21】近年の教育では、生徒に知識・技能を身につけさせるだけでなく、思考力・判断力・表現力を育み、さらに生徒の興味・関心を喚起しながら、学びに向かう力を引き出すことが求められている。本稿では、理数探究と英語ニュースを組み合わせることによって、生徒の探究心を高める実践的な指導について述べたいと思う。
【現代英語 用例シリーズ】英語の誰でも知っているごく一般的な名詞でも、口語表現として用いられる場合には、案外なじみのない意味で用いられていることがあります。 本稿では、そのような表現のうちzooとcircusを質問形式で取り上げます。まず、どのような意味として用いられるかを推測した後、具体例をご紹介します。その上で両者に関連するごく普通の慣用表現で、人目を引く表現Not my circus, not my monkeys.もご紹介します。
兵庫県立神戸高塚高等学校 大西博人
【英語実践事例シリーズ No.20】近年、教育の場で「非認知能力」が注目されている。非認知能力とは従来大学入試で測定されてきたような「認知能力」とは異なり、積極性や粘り強さ、リーダーシップなど数値では測りにくいが、学習だけでなく個人の成功や幸福にも影響を及ぼすと考えられている資質である。本稿では、筆者が取り組んでいる「非認知能力」を高めるための3つの実践事例をご紹介する。
英文法と構文理解の教材としての活用の132回めは、形容詞句についてです。
神戸野田高等学校 犬飼建治
「英語コミュニケーション」においては,日常的・社会的な話題を取り扱いながら総合的に言語活動を行うことが求められている。 英語の教科書ではさまざまな社会の課題が扱われており,日ごろから単なる読み物として終わらせることなく, 生徒たちにこれらの課題に対する考えを深めさせたいという思いをいだいていた。 本稿では,昨年度Power On English Communication IのLesson 5 Banana Paperを題材に, 生徒たちの深い学びを目指して取り組んだ,英語・生物・公共の3教科にまたがる横断型授業について報告する。
仙台城南高等学校 鈴木理恵
【現代英語 用例シリーズ】英語の語彙や言葉は、本来の意味だけでなく文学作品や映画に由来する新しい意味を生み出すことがあります。例えば、フルーツのlemonが「欠陥車」という意味で用いられたことがあります。本稿では、グリム童話の中の1つの場面に現れたbread crumbs(パンくず)が、現代英語の中で本来の意味とは異なる意味で使われている用例をご紹介したいと思います。
英文法と構文理解の教材としての活用の131回めは、名詞句についてです。