教科の広場
国語の先生である以上、自身の使う日本語は、生徒のお手本にならなければいけませんよね! そこで本シリーズでは「国語教師のための日本語講座」と題し、国語教師として知っておきたい日本語の使い方について解説していきたいと思います。
こくごスタジオ編集部
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、統計の数値を吟味する上での注意点について、筆者が長年愛用している教材を昨今の社会問題に関連付けて紹介いたします。
北海道深川西高等学校 池田和彦
多くの生徒は、現代文の文章記述問題が苦手である。内容のおおよそは「わかる」気がするが、それを的確に記述解答するのは、確かに「腕前」を要し、例えば高校時代私自身・・・も苦手であった。ついては僭越ながら、私の経験の中で感じ会得した、文章記述問題の解き方をご紹介していきたい。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回はアンケートなど調査の数値を吟味する上での注意点に関する実践例と、最新のウクライナ情勢を題材とした教材も提示します。
東京大学の2009年入試問題(文系国語)で、『宇津保物語』の一節が出題されました。この一節は入試問題としては難易度が高いですが、「ののしる」「あだなり」といった古語や「末の松山」がらみの和歌のやり取りなど当時の風習を学べる、「古典教材」としてはかなり良質なコンテンツです。事実、複数の古文上級問題集にも収録されています。そこで今回は、授業での「プラスアルファ」を含めて解説します。
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、「実用的な文章」に登場する、図やグラフの読み取りの留意点に関する指導の実践をご紹介します。
「完了の助動詞」と言われるものには、「つ」「ぬ」「たり」「り」の四つがあります。このうち、「たり」と「り」は存続(…シテイル、…シテアル)の意味合いが強くなっています。では、「つ」と「ぬ」にはどのような違いがあるのでしょうか。本稿では、この点について考察してみようと思います。
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、複数の意味に解釈できる文の修正を通じ、誤解を招かない文を書く指導の実践をご紹介します。
加速度的に変化する現代社会と予測困難な時代の到来を受け、今般の高等学校学習指導要領の改訂の際、従来教育の課題点として指摘されてきたのは、主体的な表現活動や話し合い、論述活動の不足であった。これらの課題の解決に向けた実践は喫緊の要事となっており、大学入学共通テストでも複数の資料を読み関連づけて解釈する力をはかる問題が増えている。本稿ではこれらの課題の解決に向けて行った授業実践の事例を2つ紹介したい。
大阪青凌中学校・高等学校 國くに本もと芙ふう花か・村むら岡おか聖しょう
2023年2月22日、埼玉県の公立高校の学力検査(高校入試)が行われた。高校の新学習指導要領を意識し、2025年に始まる(新)大学入学共通テスト国語を視野に入れ、先生と生徒との会話、生徒の商店街の人へのインタビュー形式を取り入れるなど工夫を凝らしたものだった。本稿では、埼玉県高校入試国語の大問1(小説)について思うところを述べさせていただきたい。