テーマ | 新しい高校「理科」の枠組みについて |
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主催者(学校/団体名) | |
開催日 | 2004年12月11日(土) |
学校区分 | 高等学校 |
教科など | 理科 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
主な内容 (時程・講師など) |
《内容:》★教科「理科」関連学会協議会 第9回シンポジウム 新しい高校「理科」の枠組みについて ここ四半世紀の科学技術の飛躍的な進歩により、人々の生活は格段に豊かになりました。いわゆる飽食の時代の到来とともに、多くの若者の意識からハングリー精神が遠のき、知的好奇心を駆り立てる動機付けがともすれば欠落しかねません。論理的思考力の涵養が重要な使命のひとつである教科「理科」においてはこの問題はとりわけ深刻であり、身の回りの事象に関心を抱き、知的好奇心を駆り立てるための、教科内容と授業方法の改善に向けた抜本的な見直しが必要と思われます。こうした状況に鑑み、教科「理科」関連学会協議会でも、これまでの独立した「教科」・「科目」の内容の是非を見極めながら、例えば理科と国語・数学・社会科等々の教科間、さらには物化生地の理科の科目どうしの間で連携し、再編することの功罪について議論を深め、望ましい方向を探る作業を進めております。 この趣旨で、去る8月7日には日本科学教育学会の年会に際して「教科間・科目間のカリキュラム連携の可能性を探る」のテーマの下に当協議会がオーガナイザーとなって課題研究発表会を開催しました。今回の当協議会主催の第9回シンポジウムにおいてもこの問題を主題として取り上げ、標記のテーマのもとに意見を交わすことに致しました。この問題への取り組み方については、構成各学会はもとより個人個人の間でもそれぞれの立場でさまざまな見解があることと思われます。本シンポジウムにおいては、それらの意見を出し合うことによって相互の理解を深めながら、共通する接点を探る足がかりを得たいと思います。ご参会の皆様からの、数多くの建設的なご意見のご提示を期待しております。 教科「理科」関連学会協議会議長 伊藤 卓 【期日】平成16年12月11日(土)午後1:30~5:00 開場午後1:00 【会場】日本化学会講堂 (東京都千代田区) 【内容】 ○趣旨説明 13:30~13:45 伊藤 卓(教科「理科」関連学会協議会議長・日本科学教育学会) ○講演 13:45~15:45 講演者(講演順)※講演は各々20分 川上 昭吾(日本理科教育学会) 増子 寛 (日本物理教育学会) 下野 洋 (日本地学教育学会) 松原 静郎(日本化学会化学教育協議会) 松香 光夫(日本生物教育学会) 伊藤 卓 (日本科学教育学会) 司会 佐藤由紀夫(日本生物教育学会) < 休 憩 > ○総合討論 16:00~16:45 司会 廣井 禎(日本物理教育学会),藤田剛志(日本科学教育学会) ○閉会行事 16:45~17:00 挨拶 荘司 隆一(日本理科教育学会) 【お問合せ】協議会事務局・間々田 〒112-8684 東京都文京区目白台3-27-6 筑波大学附属盲学校内 TEL. 03-3943-5423 FAX. 03-3943-5410 ※なるべくE-mailでお問い合わせ下さい。 E-mail mamalab@nsfb.tsukuba.ac.jp |