テーマ | ビックデータ時代のデータサイエンス教育の系統性と横断性 ―統計教育の理論と事例に関する研究集会― |
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主催者(学校/団体名) | 日本統計学会統計教育分科会 日本統計学会統計教育委員会 情報・システム研究機構統計数理研究所(共研究課題番号:24-共研-5011) |
開催日 | 2013年03月01日(金) ~ 2013年03月02日(土) |
学校区分 | 小学校 中学校 高等学校 |
教科など | 算数 数学 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
会場 | 学習院大学 西2号館 302教室 |
主な内容 (時程・講師など) |
ワークショップご案内と発表募集 第 9 回統計教育の方法論ワークショップ 実行委員長 実践女子大学 竹内 光悦 ICT の発展によりデータ大きくなり,『ビックデータ時代』と呼ばれ,社会においてもこれらのデータを扱える人材が求められています.また初等中等教育でも必履修の内容の中に統計に関する内容が含まれるようになりました. 国内外をみても「統計を学ぶこと」についてはさまざまな議論があり,また海外の先行事例をみても多くの情報共有が必要で,それらを踏まえ,多くの研究者・教育者を交えた日本における統計教育,データサイエンス教育の発展を考える必要があるといえます. そこで関連学会・研究会の共同開催として全国の統計教育の関係者が一同に会する場を提供する目的で,日本統計学会統計教育分科会および日本統計学会統計教育委員会,その他の研究会の共同主催で,広く教育方法に関する実践研究の成果を発表し,相互に討議する場として『統計教育の方法論ワークショップ』を開催しております.過去 8 回のワークショップのテーマは,以下の通りです. 第 1 回 (2004 年度) のテーマ 「総合的学習における統計リテラシーの育成~グラフと数字をみる力~」 第 2 回 (2005 年度) のテーマ 「統計教育の達成目標をさぐる~リテラシーから統計的推論力,課題解決力へ~」 第 3 回 (2006 年度) のテーマ 「アクションに繋がる統計教育~人文科学領域での実践と文化遺産の継承~」 第 4 回 (2007 年度) のテーマ 「知識を生み出す統計教育への挑戦-プロジェクト型学習を通した統計活用力の育成-」 第 5 回 (2008 年度) のテーマ 「データ活用のための授業モデル-新学習指導要領のための環境整備と協働型学習への展開-」 第 6 回 (2009 年度) のテーマ 「社会の期待に応える統計教育の構築-「資料の活用」から「データの分析」をどう教えるのか-」 第 7 回 (2010 年度) のテーマ 「問題解決力育成を目指した統計教育の方法論(達成目標・授業実践・評価の枠組み)-新学習指導要領の全面実施に向けて-」 第 8 回 (2011 年度) のテーマ 「統計思考力の育成とその評価~高校入試・大学入試でのアプローチ~-問題解決力育成を目指す統計教育の方法論に関する研究集会-」 これらのことを踏まえ,今回のワークショップでは,『ビックデータ時代のデータサイエンス教育の系統性と横断性』とテーマを考え,データサイエンスとしての統計教育を小中高大そして社会人教育における系統性,また他教科との連携を踏まえた横断性を考え,データサイエンスの将来展望を議論していきたいと考えています.今年度も前年度と同様に 2 日間に分けて開催いたします. 昨年に引き続き,身の回りの問題を統計的課題として設定し,課題に応じたデータの収集からデータの解釈,課題解決に向けた提案を行う一連の課題解決型の統計教育を目指した取り組みを取り上げます.皆様からの新たな教育方法への提案,これまでの統計教育の成果,今後の課題,問題提起など幅広い発表を歓迎しております.奮ってお申し込みください. なお,このワークショップには,日本統計学会の会員でなくても,発表申し込みおよび参加ができますので,多くの方のご参加をお待ちしております. ワークショップ運営 本ワークショップの場を活用していただき,小学校の児童および中学校,高等学校の生徒を対象に統計教育に関っている教師の方や,大学等高等教育機関で統計教育を担当している教員の方,さらには,ひろく社会人への高度専門職能教育の一環として統計教育に携わっている方々に,日頃の教育成果の発表や相互の情報交換や交流を深めていただければ幸いです. また本ワークショップにおいては,統計教育全般の質的向上を図り,統計教育に関する業績についての評価システムを確立するため,ワークショップ参加者への継続的専門職能開発訓練プログラム(CPD)の証明を行います.また,特に優秀と認められた研究報告については,日本統計学会が設ける統計教育賞への推薦も併せて行うと同時に,その内容を統計教育WEBサイトにおいて公表します. 発表申込について 本ワークショップの発表申込については以下をご参照ください. 発表内容 1.発表種別:統計教育に関する研究成果(一日目)または授業実践事例(二日目) 2.発表者情報:発表者および連名者の氏名・所属,また連絡先 E-mail 3.発表タイトル 申し込み先 ・第 9 回統計教育の方法論ワークショップ事務局 E-mail: jimあっとまーくmathg1.sci.kagoshima-u.ac.jp (あっとまーくは @ に直してください) 申込締切 ・2012 年 12 月 21 日(金)発表申込の締切 ・2013 年 1 月 25 日(金)予稿原稿の提出締切 日本統計学会の会員でなくても,発表申し込みできますので,奮ってお申し込みください. 参加について ・参加に関して事前の申込みは不要で,参加費は無料となっております.参加証明書を用意しておりますので必要な方は,当日,受付に,身分証明書をご提示の上,お申し出ください. |
問い合わせ |
・日本統計学会統計教育分科会主査 実践女子大学 竹内 光悦(第9回統計教育の方法論ワークショップ 実行委員長) ・日本統計学会統計教育委員会委員長 宮崎大学 藤井 良宜 ・第9回統計教育の方法論ワークショップ事務局 鹿児島純心女子短期大学 末永 勝征 E-mail:jimあっとまーくmathg1.sci.kagoshima-u.ac.jp (ワークショップに関する問合せ) (あっとまーくは @ に直してください) |