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近現代史教育研究会

テーマ 「『日常的授業実践報告』から世界史教育について考える」
主催者(学校/団体名) 近現代史教育研究会
開催日 2010年12月18日(土)
学校区分 中学校  高等学校  その他 
教科など 社会・地図 地歴・公民・地図  
開催地(都道府県) 東京都  
会場 東京女学館中学高等学校会議室   
東京都渋谷区広尾3-7-16
URL:http://www.tjk.jp/
主な内容
(時程・講師など)
第175回近現代史教育研究会例会

日時  12月18日(土) 午後3時~6時


報告者 木下光弘氏(大東文化大学第一高校)
テーマ 「『日常的授業実践報告』から世界史教育について考える」
参加費 500円(資料代・郵送費など)

 今回私は、普段行っている授業実践の一部をご紹介させていただき、ご意見・ご批判などを賜りたい、と考えている。
私は、高等学校の教育実践現場に立つようになり、今年でちょうど10年目になる。この10年間、「世界史教育」「高等学校社会科教育」とは何なのかと、
私なりに考えな がら、より良い実践を目指してきたつもりである。
特に、この近現代史教育研究会と出会ってからは、多くの方々からの影響を受け、
学ばせていただいた。しかし、一方で、「悩み」も増すことになった。つまり、
「考える力を伸ばす=歴史的思考力」ための授業実践を目指そうと思いながら、
なかなか思うように出来ていない。生徒に教えたい内容が先にあり、それをともすれば、一方的に授業する。また、目の前の生徒を定期テストなどで評価することを優先し、余裕なくすごしているのが実態だ。何故、「歴史的思考力」が必要なのか、どのようにすれば授業実践の中で生徒達の「考える力を伸ばす」ことができるかなど、はっきり理解できていないともいえる。このような「不安」だらけの教員から学ばなくてはいけない生徒たちに対して、私は大変申し訳ない気持ちを持ちながら、日々目の前の「仕事」をこなしている次第である。

そこで、私がこれまでどのような教育実践を行い、今何を課題として抱えているのか、を報告させて頂きたく思う。ご出席の皆さんからも、ご自分の授業の内容等をご披露いただけると幸いである。そして、是非とも、私の日頃の実践についてみなさまのご批判、ご意見をいただきながら「世界史教育」「高等学校社会科教育」とは何であるのかについても、意見交換できれば幸いだと考えている。(木下 光弘)

本研究会の例会はどなたでも参加自由ですので、はじめての方も遠慮なくおいでくだ
さい。




 
問い合わせ 大東文化大学第一高校
教諭:木下光弘
東京都板橋区高島平1-9-1
03-5399-7890
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