テーマ | 中国の世界史教科書の過去と現在 |
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主催者(学校/団体名) | 近現代史教育研究会 |
開催日 | 2010年10月09日(土) |
学校区分 | 高等学校 その他 |
教科など | 地歴・公民・地図 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
会場 |
東京女学館中学高等学校会議室 東京都渋谷区広尾3-7-16 TEL:03-3400-0867 |
主な内容 (時程・講師など) |
10月9日(土) 午後3時~6時 7月の例会では、世界史教育改革の問題についてとりあげられました。私たち日本の問題だけではなく、中国においても現在の世界状況に対応して新たな世界史教育の模索がなされ、新たな世界史像を構築しようとしています。過去のありようへの反省と同時に未来への展望をもってこれからの世界史教育はなされねばなりません。 現在、東アジア圏では歴史教科書が国家の規制の下で作られる時代が大きく変容しようとしています。歴史教科書は公共空間の中で問われ議論される問題のひとつとなってきました。この問題は国民一人ひとりが考え作り上げる時代に入ってきたともいえます。こうした状況の下で歴史教育に携わる者として隣国の歴史教育を批評しつつ自らの問題としても引き受けていかねばなりません。 今回は近年の中国の世界史教科書を取り上げ、今までどのような世界史教育がなされてきたか。現在はどのような世界教育がなされているのか。具体的に分析しつつ、我が日本の世界史教育の現状とつきあわせたいと考えます。 <参考文献> ・川上哲正「中国の初級中学における世界史教科書の現在」 (『近現代史教育研究会論集』第2号) ・川上哲正「中国の世界史教科書に書かれた日本像」 (『東京女学館教育』第10号) ・川上哲正「中国の世界史教科書に書かれた日本像(続)」 (『東京女学館教育』第11号) ・川上哲正「グローバリゼーションに直面する中国の歴史教育と歴史教科書」 (『東京女学館教育』第12号) ・齋藤一晴『中国歴史教科書と東アジア歴史対話―日中韓3国共通教材づくりの現場から』(花伝社 2008) ※本研究会の例会はどなたでも参加自由ですので、はじめての方も遠慮なくおいでください。 ※参加費 500円(資料代・郵送費など) URL:http://www.tjk.jp |
問い合わせ |
東京女学館中学高校 社会科・川上哲正 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-7-16 E-Mail:n.kawakami@tjk.jp TEL:03-3400-0867 |