テーマ | 「発達段階をふまえて地理教育の目標・内容を考える」 |
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主催者(学校/団体名) | |
開催日 | 2004年06月05日(土) |
学校区分 | 中学校 高等学校 |
教科など | 社会・地図 地歴・公民・地図 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
主な内容 (時程・講師など) |
《内容:》★2004年度日本地理教育学会 6月例会 【共通テーマ】「発達段階をふまえて地理教育の目標・内容を考える」 【趣旨】日本地理教育学会では2002年中学校、03年高等学校の学習指導要領の改訂をふまえて、現場の教員の新たな取り組み、工夫の紹介、提案を行う例会を重ねてきた。この積み重ねを通じ、地理教育における基礎・基本とは何かといった問題や、児童生徒に対して、いつ、何をどのような形で取り扱うかといった、発達段階に応じた地理教育内容の問題が差し迫った課題として浮かび上がってきた。 現在、新指導要領が実施される中、地理教育の現場では内容知よりも方法知を重視する中学校、高等学校の教育内容に戸惑いを感じながら、地理授業に取り組んでいる教員が多いのではないだろうか。中学校では地理を専門とする教員は少ない上、教科書の活用も個人の力量に任せられるところが多く、教育内容にもかなりの学校間格差が生じている。新指導要領に基づいた地理授業を経験した中学生を受け入れる高等学校でも地理の授業では、方法知を重視するあまり、知識面から見た中学校の地理教育内容の少なさに困惑すると思われる。 本例会ではこれらの地理授業の現場での試行錯誤による混乱をふまえた上で、生徒にとって本来地理学習で必要なものは何かという視点から発達段階に基づいた小・中・高における地理教育内容について考察し、小・中・高の地理教育のバランスについて授業を受け持つ立場から積極的に議論していきたいと考えている。 今回は発表者として山口幸男氏を、コメンテーターとして班目文雄氏をお願いした。 学会例会は会員、非会員を問わず、参加費無料です。奮ってご参加ください。 【期日】平成16年6月5日(土)14時30分~17時30分 【会場】大妻中学・高等学校2階会議室(東京都千代田区三番町12) 交通:地下鉄半蔵門線「半蔵門」下車徒歩5分 JR、地下鉄有楽町線・南北線・都営新宿線「市ヶ谷」下車徒歩10分 【発表者】山口 幸男(群馬大学教育学部) 【コメンテーター】班目 文雄(元大妻女子大学教授・大妻中学高等学校長) 【オーガナイザー】清水 幸男(日本地理教育学会集会委員長) 【座長】寺尾 隆雄(大妻中学・高等学校) 八田二三一(国学院大学久我山中学・高等学校) 【お問合せ】清水 幸男(TEL・FAX 03-3957-5182) |