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主催者(学校/団体名) | |
開催日 | 2005年11月11日(金) |
学校区分 | 高等学校 |
教科など | 地歴・公民・地図 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
主な内容 (時程・講師など) |
《内容:》日時:平成17年11月11日(金) 14時30分~19時 (受付14時より) 会場: 東京都立文京高等学校 視聴覚室 〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨1-1-5 TEL:03-3910-8231~3 JR線 大塚駅 徒歩7分 都営三田線 西巣鴨駅 徒歩15分 JR線・都営三田線 巣鴨駅 徒歩12分 都電 巣鴨新田駅 徒歩1分 内容: (1)研究発表(14:30~15:30 視聴覚室) 「公民科『現代社会』におけるバイオテクノロジーの取り扱い ~大学付置研究所等における最先端研究の現状を通して~」 都立荒川商業高校(定)教諭 多田統一先生 (2)講演(15:30~17:1 視聴覚室) 「遺伝子改造論をめぐって」 東京大学大学院教育学研究科教授 金森修先生 (3)公開授業(17:30~18:15) 「労働基準法」 都立文京高校(定)教諭 小牟礼和人先生 (4)公開授業についての研究協議(18:40~19:00 視聴覚室) ※当日,都倫研紀要第43集を配布する予定です。 ※都倫研会員で,会費未納の場合は会費2,000円をご用意下さい。(今年度から個人会員制となりました) ※http://www6.plala.or.jp/rim-mei/zr/index.htmで都倫研の案内をしています(非公式)。 ※都倫研の活動(研究例会,分科会等)に関するお問い合わせは都倫研事務局までお願い致します。 連絡先: 東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」研究会事務局 お茶の水女子大学附属高校 村野光則 〒112-8610 東京都文京区2-1―1 TEL:03-5978-5856 FAX:03-5978-5858 ◆ 研究発表について(多田先生より) 分子生物学や生物生産工学などの最先端研究の成果を高等学校公民科にどのように導入するか。特許と企業経営の問題,技術倫理の問題,資源や環境に関わる問題について,各科目の連携を考えたプランを提示したい。わが国の科学技術政策の課題についても触れる。 ◆ 講演講師紹介 金森修(かなもり おさむ)1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程単位取得満期退学。パリ第1大学哲学博士。著書に,『フランス科学認識論の系譜 ―カンギレム,ダゴニェ,フーコー ―』(勁草書房)『バシュラール―科学と詩―』(講談社)『サイエンス・ウォーズ』(東京大学出版会)『遺伝子改造社会 あなたはどうする』(共著 洋泉社新書)『負の生命論』(勁草書房)『ベルクソン』(NHK出版)『自然主義の臨界』(勁草書房)『科学的思考の考古学』(人文書院)ほか,多数。◆ 金森先生より 「10月25日前後に勁草書房から『遺伝子改造』という拙著が出ます。もしよろしければ,それを通読されてから来ていただけると,つっこんだ議論ができると思います。当日は私の話は短めにして,皆さんといろいろ議論したいと思います。教育にも関わる内容を含む話題だと思います。」 ◆ 公開授業について(小牟礼先生より) 授業は労働基準法の内容について,通常より詳しく扱います。現場で働く者も多い定時制の生徒にとって,その知識は生きる力に直接つながるからです。とりわけトラブルになりやすい労働条件の明示,解雇予告手当,休業手当,割増賃金,労災などは深く学習します。生徒間の学力・学習意欲の差が大きく,外国籍の生徒も在学している現状において,私は実用的な学習内容を精選し,誰もが学習しやすいオリジナル・プリントで授業を進めています。授業力には,指導技術のみならず,プリントなどの教材開発力も問われます。異論はあろうかと存じますが,ぜひ,ご参観の上,忌憚のないご批判をお願い申し上げます。 |