テーマ | これからの特別支援教育-課題と未来を考える |
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主催者(学校/団体名) | |
開催日 | 2005年12月10日(土) |
学校区分 | 小学校 中学校 高等学校 その他 |
教科など | |
開催地(都道府県) | 東京都 |
主な内容 (時程・講師など) |
《内容:》 21世紀とともに「特別支援教育」の大きな波が教育界に押し寄せてきました。特殊教育から特別支援教育への転換は,単なる看板の掛けかえではありません。一人一人の子どもを尊重する教育,つまり子どものニーズにしっかり応える教育とその体制創りへの旅立ちです。 文部科学省は平成14年10月,小・中学校の通常学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国調査を実施し,LD・ADHD・高機能自閉症などの学習や行動面に困難を示す軽度発達障害の子どもたちが6.3%いると発表しました。平成15年3月には「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」が出され,特殊教育から特別支援教育への転換は決定的となり,現在「特別支援教育体制推進事業」が全国で本格的な展開を見ています。 特別支援教育は,軽度発達障害児への新たな対応であり,また重度・重複化が目立つ盲・聾・養護学校の改革であり,それらを担う教員の免許制度の改革です。 このシンポジウムでは,これからの特別支援教育の現実的な未来像を皆さんと一緒に描き,共有することが目的です。多くの方々のご参加を心からお待ちいたします。 東京学芸大学教育心理学部教授 日本LD学会会長 上野一彦 日時:平成17年12月10日(土) 受付開始 12:30 開会 13:00~17:45閉会予定 主催: 財団法人 中央教育研究所 後援: 東京都教育委員会,茨城県教育委員会,神奈川県教育委員会, 群馬県教育委員会,埼玉県教育委員会,千葉県教育委員会, 栃木県教育委員会,長野県教育委員会,山梨県教育委員会, 東京教育研究所/株式会社 学習調査エデュフロント 参加費:2,000円(資料代を含む) 参加対象: 教育委員会関係者,学校教職員 会場: 文京学院大学女子高等学校・ジャシーホール 〒113-8667 東京都文京区本駒込6-18-3 TEL:03-3946-5301 (東京都文京区JR駒込駅徒歩5分) お問い合わせ,申し込み先: 第3回教育シンポジウムin東京事務局 (株)学習調査エデュフロント 〒114-0004 東京都北区堀船2-17-1 TEL:03-5390-7483 FAX:03-5390-7583 お申し込み用紙はこちらから(パンフレットPDF) 内容: プログラム これからの特別支援教育-課題と未来を考える 第1部 理解とシステム構築のために 13:00- 「特別支援教育の動向-基本的な考え方と制度改正」 石塚謙二(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特殊教育調査官) 基調講演 「特別支援教育の展開と今後の課題」 上野一彦(東京学芸大学教育心理学部教授・日本LD学会会長) 第2部 効果的な実践のために 15:00- 「学校・教員支援のための取組~研究所における研究・研修を中心に~」 廣瀬由美子(独立行政法人国立特殊教育総合研究所教育支援研究部小中学校等担当 総括主任研究官) 「一人一人の子どものための取組~学校での具体的な取組を中心に~」 月森久江(東京都杉並区立中瀬中学校教諭・通級指導学級「中瀬学級」担当) 文部科学省「小・中学校におけるLD(学習障害),ADHD(注意欠陥/多動性障害),高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン(試案)」策定協力者 第3部 全体質疑・ディスカッション 17:00- 総括 上野 一彦(東京学芸大学教育心理学部 教授・日本LD学会会長) 参加費:2,000円(資料代を含む) |