テーマ | 「タスク」の要素をどのように中学・高等学校の英語教育の現場に生かすか |
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主催者(学校/団体名) | 青山学院英語教育研究センター |
開催日 | 2023年12月23日(土) |
学校区分 | 中学校 高等学校 |
教科など | 英語 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
会場 | 青山学院大学青山キャンパス(対面) |
主な内容 (時程・講師など) |
日時:2023年12月23日(土)16:00-17:30 講演者:高杉 達也(筑波大学附属中学校) 申込締切:12月8日(金) 参加費:無料(要申込) 申込み・詳細情報:https://www.aoyamagakuin.jp/event/2023/1223_01 概要: 現行の学習指導要領は、育成すべき資質・能力を「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱にまとめています。その中の1つである「思考力,判断力,表現力等」の育成を実現するためには、コミュニケーションを行う目的・場面・状況を明確にした具体的な課題を設定することが重要であり、そういった課題に取り組むことを通して未知の状況に対応できる力を育てることが必要です。ここでの「課題」は、Task-based language teaching(TBLT)における「タスク」の定義に近いものであることから、日本の英語教育に「タスク」の要素を取り入れることは、思考力,判断力,表現力等の育成に大きな影響を与える可能性を秘めていると考えても差し支えないでしょう。 しかし、実際に教育現場で使われている検定教科書は、PPP型の指導を念頭においた文法・構造シラバスの影響を強く受けて作られており、言語の形式面に焦点を当てた指導がしやすい一方、目的・場面・状況を意識した言語活動に取り組む上での障壁となっていることが問題視されています。この現状を踏まえて、現場での実例をご覧いただきながら、どうすれば「タスク」の要素を中学・高等学校の英語教育の現場に取り入れることができるのかを参加者の皆様と一緒に検討したいです。 講演者略歴: 高杉 達也(たかすぎ・たつや) 筑波大学附属中学校教諭 大学卒業後、東京都立中野工業高等学校(4年)、千代田区立九段中等教育学校(7年)、東京都立小石川中等教育学校(3年)を経て現職。東京都に奉職時は、教育研究員、東京教師道場リーダー、東京都教育委員会主催研修の講師などを歴任。東京都中学校英語教育研究会研究部副部長、ELEC同友会英語教育学会理事、同評価研究部会副部長、文部科学省英語教育推進リーダー(LEEP)。 URL:https://www.aoyamagakuin.jp/event/2023/1223_01 |
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青山学院英語教育研究センター Eメール:agrcelt@aoyamagakuin.jp |