テーマ | 「中学・高校の地理教育で〈交通〉をどう扱うか」 |
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主催者(学校/団体名) | |
開催日 | 2005年10月01日(土) |
学校区分 | 中学校 高等学校 |
教科など | 社会・地図 地歴・公民・地図 |
開催地(都道府県) | 東京都 |
主な内容 (時程・講師など) |
《内容:》★2005年度日本地理教育学会 10月例会 〈交通〉は、高校での地理学習において、国家間の結びつきの単元の中に見いだされる。従来は、世界の交通網として、航空・陸上(鉄道)・海上(内陸)交通ともほぼ同等に系統地理的に扱うケースが見られた。学習指導要領の1999年改訂後、現代世界の諸課題の地理的考察として、系統地理的、地誌的アプローチが取り入れられて、航空・海上交通の比重が高まり、陸上交通(鉄道・自動車)の教科書の記述は減少しているのが現状である。 中学では、第3編世界からみた日本の姿として、広がる地域間の結びつきの単元の中で、日本と世界の結びつきとして、交通・通信-航空・海上(内陸)交通、衛星通信分野でのアプローチとなっており、さらに日本国内の交通・通信網、陸上交通(高速道路・鉄道)とその変遷、地域の変容についても扱っている。陸上交通の扱いにウェイトが置かれている。 今回の例会では、過去の一時期(1988・1989)、交通についての授業案の報告が見受けられて久しいが、特に中学で取り扱っている地域の変容に及ぼす交通の影響として、近年開かれた、鉄道、高速道路、空港、港湾などを事例として、予想される地域の変容をどのように授業に取り入れてゆくか素材やヒントを提供したいと考えている。 日本地理教育学会の例会は、広く一般の方々にも公開をしており、参加費は無料です。多数の方のご来場をお待ちしております。 【期日】 平成17年10月1日(土)14:00~18:00 【会場】 目白学園中高 地下一階大会議室(予定) 【発表者】 基調報告 高橋 洋明(目白学園中高教諭) 報 告 山田 喜一(文京学院大女子中高教諭) 報 告 小長谷 博之(立正大非常勤講師) 【コメンテーター】 大島 利志彦(高崎経済大学) 【オーガナイザー】 清水 幸男(日本地理教育学会副会長・集会委員長) 【座長】 高橋 洋明(目白学園中高教諭) 西木 敏夫(目白学園中高教諭) 【問い合わせ】 清水 幸男(Tel&Fax 03-3957-5182) |