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2021年10月18日

重要文化財に昭和初期の気動車やバスなど=文化審答申

 文化審議会は15日、昭和初期に製造された旅客用のキハ42055号気動車や、初の国営乗り合いバスなど7件を重要文化財に指定するよう文部科学相に答申した。
 気動車は、旧鉄道省の発注で1937年に製造され、クラッチで変速する機械式として唯一の現存車両。気動車が重文に指定されるのは初めてで、九州鉄道記念館(北九州市)で公開されている。
 乗り合いバスは、1930年に旧鉄道省が初めて岡崎(愛知県)―多治見(岐阜県)間などで運行させた車両。最初に導入された7台のうち唯一現存し、リニア・鉄道館(名古屋市)で公開されている。
 また、2019年5月まで約130年にわたり日本国内の「1キログラム」の基準となっていた合金製の分銅「キログラム原器」などが、重文に指定済みの「メートル原器」などの「メートル条約並度量衡法関係原器」に追加された。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が所蔵している。
 ◇新たに指定される重要文化財(かっこ内は所有者)。
 【彫刻】十一面観音立像(百済寺、滋賀県東近江市)▽弥勒菩薩座像(西大寺、奈良市)▽金剛力士立像(石手寺、松山市)
 【古文書】多賀城跡出土漆紙文書(宮城県)
 【歴史資料】鉄道省営乗合自動車(JR東海)▽ゐのくち渦巻ポンプ(明治村)▽キハ42055号気動車(JR九州)

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