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2020年9月16日

子ども食堂に備蓄米郵送へ=穀物課が申請受け付け―農水省

 農林水産省は、無料や低価格で子どもに食事を出す「子ども食堂」への備蓄米提供をめぐり、申請者の希望に応じてコメを郵送することを決めた。当初、備蓄米の保管倉庫で引き渡す方法のみを採用していたが、人手や資金が十分でない子ども食堂に配慮し、郵送も選べるようにした。政策統括官付穀物課が申請や問い合わせに応じている。
 政府はコメの大凶作などを踏まえ、1995年に備蓄制度を創設。制度の役割や米食の重要性を知ってもらうため、一部を学校給食に無償提供してきた。今年に入り、新型コロナウイルス感染拡大を受けた休校に伴う給食の停止が相次ぎ、農水省は子ども食堂のニーズがより高まったと判断。5月に無償提供の対象に追加した。
 当初は、各地の保管倉庫でコメを引き渡すパターンを想定。問い合わせは多かったものの実際の利用は低調だった。子ども食堂では人手や資金が十分でなかったり、開催が月に1回だったりするケースが見られ、農水省には「コメを(直接)送ってもらえないか」といった声も寄せられたことから、郵送も選べるようにした。郵送に掛かる費用は国が負担する。
 申請方法も変更。地域の社会福祉協議会を通じて行う予定だったが、社協は新型コロナの影響で失業、休業した人向けの特例貸し付けの窓口となっており、対応に追われている実態がある。
 そこで穀物課が直接、子ども食堂からの申し込みを受けることにした。市町村や社協などが申請書を取りまとめて同課に提出する方法も認める。さらに玄米の状態で渡していたが、精米での提供も可能とする。備蓄米は基本的に玄米で保管しているが、一部、精米したものもあるという。
 備蓄米の提供は▽1団体当たり年間60キロまで▽コメの使用量を前年度より増やす計画を提出―といった条件を設けている。子ども食堂だけでなく、生活困窮者らに食材を配布している「フードバンク」のうち、子どもに食事を出している団体も郵送の対象としている。

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