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2020年8月3日

メリット少なく敬遠か=共通テスト第2日程

 新型コロナウイルスによる休校長期化で生じた学習遅れに配慮し、異例の「第2日程」が組まれた大学入学共通テスト。文部科学省によると、選択したのは現時点で現役生の7%にとどまった。入試スケジュール自体が延期されなかったことから、デメリットが大きいと敬遠されたとみられる。
 東京都立高校3年の女子生徒(17)は、第1日程の2週間後となる第2日程について、国公立大2次試験や私立大の対策時間が削られる▽問題が難しくなる可能性がある―などと説明を受け、第1を選択した。「3カ月休校したのに、2週間で解消できると思っているのか。対応の根拠が見えない」と疑問を呈する。
 第2日程には、第1の問題を参考にできるメリットがあるが、大阪市の公立高校3年の女子生徒(18)は「問題を見てから対策するほどの暇はない。早めに受けた方がいい」と教師からアドバイスを受けた。「休校中に一人で勉強するのはきつかった。1カ月でも2カ月でも遅らせてほしかった」と訴えた。
 約1割の生徒が第2日程を選択したという首都圏の公立高校の男性教諭は「大きな魅力があれば別だが、現状ではよく分からず、当初予定通りとした生徒が多かったのでは」と語った。
 代々木ゼミナール教育事業推進本部の佐藤雄太郎本部長は、共通テストの比重が大きい国公立大を目指す生徒が第2日程を選択した可能性があるとした上で、「学習の遅れがあるかどうかではなく、これまでの入試の経験則を踏まえて選択したのではないか」と分析した。

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