• 文字サイズ
  • A-
  • A+

東書Eネットロゴ

  • 東書Eネットへ登録する
  • 東書EネットIDでログイン

東書Eネットロゴ

  • 東書Eとは?
  • 東書Eネットへ登録する
  • 東書EネットIDでログイン

ページTOPへ

前のニュース

次のニュース

2020年6月29日

電子書籍の貸し出し急増=図書館、臨時休館で存在感―新型コロナ

 全国の図書館で電子書籍の貸出件数が急増している。新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休館中も利用できたことに加え、再開後も「自宅で借りられ、『3密』も避けられる」と需要が高まった。来館できない人に配慮し、電子書籍の取り扱いを急きょ始めた図書館もある。
 電子書籍の貸し出しは、図書館のウェブサイト上で電子書籍を閲覧できるサービス。利用者がパソコンやスマートフォンなどから専用IDとパスワードでアクセスする。1冊ごとに利用期限や同時に閲覧できる人数が設定され、予約もできる。電子出版制作・流通協議会の調べでは、全国の約7%に当たる94自治体(4月現在)の図書館が導入している。
 図書館運営業務などを受託する「図書館流通センター」(東京都)によると、図書館の電子書籍の貸出件数は、全国で臨時休館やサービス縮小が始まった2月ごろから増え、自治体から導入相談も寄せられるようになった。
 同社が関わる約80自治体の図書館の5月の貸出件数は、前年同月の5倍となる約8万5000件に急増。政府の外出自粛要請に加え、出版社が計約300点を一時的に無料公開したことも背景にあるとみられるという。
 千代田区立図書館(東京都)では、絵本の電子書籍の貸し出しが好評だった。朗読音声付きの作品もあり、担当者の坂巻睦さんは「(外出自粛で)自宅にいた子供のため、読み聞かせをする親などが多く利用したのではないか」と分析する。
 「臨時休館が長期にわたり、導入を決めた」と話すのは、6月2日から電子書籍の取り扱いを始めた春日市民図書館(福岡県)の山本由紀子館長。同館は5月26日に再開したが、利用者は休館前の半分程度にとどまる。文学書など約800冊の電子書籍を新たにそろえたといい、「来館できない人は利用してほしい」と呼び掛けている。

教育文化ニュース一覧に戻る

前のニュース

次のニュース