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2020年6月1日

「リモート」で絵本読み聞かせ=小児病棟でコロナ対策

 新型コロナウイルスの終息が見えず、がんなどと闘う子どもたちが生活する小児病棟でも、面会時間や外部ボランティアの活動が制限されるといった影響が出ている。そんな中、現場では人と人との接触を避けながら、情報通信技術を活用して「リモート」で絵本の読み聞かせを行う新たな取り組みが始まっている。
 国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)では、入院する子どもやその家族を対象に絵本の読み聞かせイベントが開かれた。子どもに付き添う家族向け宿泊施設を運営するドナルド・マクドナルド・ハウス財団(DMHC)が実施したもので、別の場所にいる女優の南果歩さんが絵本を読み、動画をインスタグラムでライブ配信。入院中の子ども約80人が家族と共に視聴した。
 病棟スタッフによる読み聞かせは現在も行われているが、感染防止の観点から、外部ボランティアによる週1回の図書の入れ替えのほか、コンサートや大道芸などのイベントはできなくなっている。
 センターに勤務する医療保育専門士の豊田江利子さんは、リモート読み聞かせについて、「絵本の紙をめくることがない寂しさはある」と話しながらも、「普段の日常生活とは別の空間になる」として、子どもにプラスの効果があるとみている。
 DMHCは、全国各地の他の医療機関でもリモート読み聞かせを進める予定。飯野直子常務理事は「どんな状況下でも、子どもたちに病気と向き合う勇気や元気を持ってもらうための取り組みをしていきたい」と話している。

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