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2020年5月29日

愛知、沖縄など代替開催へ=コロナ対策などハードルも―高校野球

 全国高校野球選手権大会と地方大会の中止を受け、各都道府県高校野球連盟の間で代替大会開催を模索する動きが広がっている。愛知や沖縄、佐賀、長崎などが既に開催方針を決めた。「最後の大会を失った3年生を救済したい」との趣旨だ。ただ、新型コロナウイルスの感染対策などハードルもあり、慎重に議論を重ねている。
 愛知県高野連は夏の甲子園中止発表の2日後、早々に「夏季愛知県高等学校野球大会」の実施を決めた。神田清理事長は「夢と希望が途絶えてしまった球児に、いち早く『やる』という指針を伝えたかった。中止決定前から想定して準備していた」と思いを述べる。
 最重要課題は選手の健康管理。新型コロナだけでなく、熱中症や練習不足によるけがの危険も潜む。愛知は選手の健康確認のため保護者の同意書を求める。試合時間短縮へ全国選手権では十三回から行うタイブレークを、早い回に繰り上げることも選択肢の一つ。神田氏は「健康リスクを完全にクリアしたい」と話す。
 同じく実施する方針の島根や茨城の高野連は、地区ごとに予選を行い、県大会出場校を絞って選手の移動を減らす方針。千葉や三重でも前向きに検討している。
 一方、福岡県高野連は開催を断念した。感染リスクに加え、学業の遅れや開催日程の問題を踏まえた。野口敦弘理事長は「時期をずらすことも考えたが、進学や就職と重なり無理だった」と苦しい胸の内を明かす。
 日本高野連は27日の理事会で、無観客での実施を定めた要項や感染防止ガイドラインの配布、総額1億9000万円の財政支援を決めたが、「開催は都道府県の自主判断」(八田英二会長)という姿勢は崩していない。多くの地方高野連は6月に開催可否を最終決定する方針で、感染状況がなお予断を許さぬ中、悩みの尽きない日々になりそうだ。

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