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2020年5月27日

9月入学、求める学生も=「受験不安」ネットで署名

 新型コロナウイルス感染拡大による休校長期化を受け、急浮上した「9月入学」。慎重論が広がる中、インターネット上で9月入学を求める署名を集めた大阪市の公立高校3年生の女子生徒(18)は「しんどい思いをしている学生がいることを知ってほしかった。声に背を向けないでほしい」と訴える。
 女子生徒の学校は3月から休校が続き、オンライン授業も行われていない。「受験が一番心配。思い出や青春も失われている」。不安を募らせ、すべての学校について入学・始業の時期を今年9月にずらすよう求める署名活動を4月から同級生と開始。5月2日まで約2万3600人の署名を集め、文部科学省などに提出した。
 政府は来年9月の導入を念頭に検討を進めているが、巨額の財政負担や未就学児への影響が明らかになるにつれ、反対論が勢いを増している。女子生徒は「9月入学が100%良い案だとは思ってない。バトルするのではなく、きちんと話し合っていくべきだ」と話した。
 こうした学生の不安に対し、専門家からは9月入学とは別の方法で、コロナによる学習遅れに対応すべきだとの声が上がる。教育学の研究者でつくる日本教育学会は22日、学校に教職員を手厚く配置したり、入試の時期や内容を調整したりするなどの方策を提言した。
 学会長の広田照幸日本大教授は「9月入学を議論している場合ではない。目の前の学校や子どもたちが大変な状況にあるのだから、まずは必要なものを急いで手配することが必要だ」と述べた。

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