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2020年3月25日

京大、チンパンジーのiPS作製=ヒトの脳の解明に道

 京都大霊長類研究所の今村公紀助教らの研究チームは、チンパンジーの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製し、神経幹細胞に変わる過程を解析したと発表した。ヒトのiPS細胞と比較することで、ヒトの脳の進化の解明に役立つという。
 チンパンジーはヒトに最も近い動物とされ、全遺伝情報(ゲノム)の約99%がヒトと共通する。しかし、チンパンジーの脳を用いた研究は倫理的に問題があり、同研究所などが飼育する3頭の皮膚からiPS細胞を作製した。 
 このiPS細胞に化合物を加えて培養すると、7日間で神経幹細胞に変わった。3日目には初期の神経発生に関連する遺伝子がよく働いており、5~7日目に脳の神経幹細胞に関連する遺伝子が働いていることが判明した。
 研究チームはニホンザルのiPS細胞作製にも成功しており、神経発生について3種間の比較解析を進めている。今村助教は「ヒトの脳を作るために働く遺伝子を探すことができる」と話した。

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