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2019年6月12日

◎夜間対応、委託先に求めず=児相、会議報告もなし―札幌女児死亡

 札幌市の池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死し、母親らが傷害容疑で逮捕された事件で、児童相談所が警察からの面会への同行要請を夜間を理由に断った際、夜間対応などを委託する児童家庭支援センターに連絡していなかったことが11日、児相などへの取材で分かった。児相は同センターなどとの情報共有のための会議でも、詩梨ちゃんの案件を報告していなかった。
 札幌市児童相談所は夜間や休日の虐待通告について、市内3カ所の児童家庭支援センターに初期調査業務を委託している。
 市児相などによると、近隣住民からの通報を受けた北海道警は5月13日夜、母親の池田莉菜容疑者(21)宅への面会に同行するよう児相に要請したが、児相は「夜間であり、人繰りも厳しい」と断っていた。児相はこの際、同容疑者宅のある札幌市中央区を管轄する札幌南こども家庭支援センターに連絡していなかった。
 市児相と市内の児童家庭支援センター、要保護児童対策地域協議会は毎月、個別案件の共有などのための会議を開いている。札幌南こども家庭支援センターによると、5月の会議は22日に開かれたが、児相から詩梨ちゃんの案件について報告はなかったという。
 同センターの担当者は夜間・休日対応について、「要請から1時間半以内には現場に到着している。判断は児相に委ねているが、困っている子どもがいるのだから連絡があれば当然駆け付ける」と説明。詩梨ちゃんの案件について、「ニュースを見るまで全く知らなかった」と話した。

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