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2018年10月11日

◎日本一の石垣、次々崩落=豪雨の影響続く丸亀城―香川県

 国指定史跡の丸亀城(香川県丸亀市)の石垣が、西日本豪雨や相次ぐ台風の影響で崩落を続けている。7月に一部が崩れ、市教育委員会が約3年をかける復旧計画を立てていたところ、今月8、9日にも相次いで崩落した。日本一の高さを誇る石垣が魅力の城が、立て続けの豪雨により受けた打撃は深刻で、保護を担当する市教委は気を落としている。
 石垣は、西日本豪雨があった7月7日、南西側下部で幅30メートル、高さ7メートルにわたり崩れた。市教委は防水シートを敷くなど緊急措置を取った上で被害状況を調査。復旧には3年間で約5億3200万円かかるとの試算を9月議会で示し、11月から復旧工事を始める予定だった。
 しかし、今月8日朝、石垣で音がするとの通報を受けた市教委職員が現場確認に訪れると、目の前で大きく崩落。7月に崩れた箇所に近い西側の部分で、幅18メートル、高さ17メートルにわたって崩れた。翌9日には、崩落した2カ所の上部にある三の丸のやぐらも崩れ落ちた。範囲は幅が東西25メートル、南北30メートル、高さ17メートルに及び、周辺は立ち入り禁止となっている。
 天守周辺の地盤や、天守に至るルート周辺の被害はなく、観光客の受け入れは従来通り続けている。一方で、復旧への試算は大きく見直す方針。市教委の担当者は「どれだけ膨らむか分からないし、まだ崩れる可能性もある。観光客への影響もあるかもしれない」と力なく話した。

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