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2018年10月10日

◎25年万博目指し、膝詰め交渉=大阪、誘致レース混戦に危機感

 2025年国際博覧会(万博)の大阪開催を目指す松井一郎大阪府知事らの動きがヤマ場を迎えている。エカテリンブルク(ロシア)、バクー(アゼルバイジャン)と開催地を争うが、「誘致レースは混沌(こんとん)状態」(府幹部)と危機感は強い。誘致勝ち取りに向けて、各国関係者との「膝詰め交渉」で支持の積み増しを狙う。
 松井氏は6日、東京でのアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合に出席し、健康をテーマとする万博開催案をアフリカ各国の政府関係者に説明。また、8カ国の代表と直接会談し、支持を訴えた。終了後、松井氏は記者団の取材に「地道に丁寧に説明し、とにかくこちらに振り向いてもらえるよう、国、地方自治体、経済界の総力を挙げてやっている」と強調した。
 万博開催地は11月23日の博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟国170カ国の投票で決まる。本命と見られたパリの立候補辞退で、大阪が有力視されたが、ライバル都市の急激な追い上げを受けているという。
 松井氏は9月9日から経済界幹部と欧州3カ国を訪問し、17人の要人と会談した。加えて、武藤容治経済産業副大臣(当時)、新井純大阪府副知事らが手分けして大票田のアフリカや中南米を回り、各国政権幹部に支持を訴えた。
 ただ、誘致委員会関係者は「50カ国程度しか支持を固めきれていない」と打ち明ける。9日からは大阪市の吉村洋文市長、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)がパリで誘致活動を実施。投票まで残り1カ月半、官民挙げた総力戦を続ける。

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