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2018年10月9日

◎大迫、日本新で3位=初の2時間5分台―シカゴ・マラソン

 【シカゴ時事】シカゴ・マラソンは7日、シカゴの市街地コースで行われ、男子は大迫傑(ナイキ)が2時間5分50秒の日本新記録で3位に入った。2月の東京マラソンで設楽悠太(ホンダ)が出した2時間6分11秒を21秒塗り替えた。
 ◇東京五輪へ高まる期待
 設楽悠が東京マラソンで日本記録を16年ぶりに更新してからわずか7カ月半。同学年の大迫がシカゴで記録を塗り替え、日本人で初めて2時間6分の壁を破った。日本男子マラソン界は好成績を出して刺激し合う相乗効果が生まれ、活気づいている。
 従来の日本勢はレース中のスピード変化にうまく対応できなかった。だが、大迫は20~25キロは15分台半ば、25~30キロは14分台半ばと急激なペースアップにも食らいついた。日本陸連男子マラソン五輪強化コーチの坂口泰氏は「ワールドスタンダードの中でレースができた。東京五輪でメダル圏内に入った」と内容を高く評価した。
 今夏のジャカルタ・アジア大会では井上大仁(MHPS)が日本勢で32年ぶりに金メダルを獲得した。日本男子全体が底上げされ、2020年東京五輪への期待が高まる。陸連長距離・マラソンディレクターの河野匡氏は「(設楽悠の日本記録更新で)せき止めていたものが外れ、良い流れが起きている」と選手層の充実ぶりに実感を込める。
 来年3月の東京マラソンは大迫、設楽悠、井上がそろって出場予定。火花を散らして再び日本新が生まれる可能性がある。陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏は「大迫は良いコンディションなら(2時間)4分台は出ていた。ようやく男子が戦える雰囲気になってきた」。高速化が進む世界上位の背中が着実に近づいている。

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