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2018年10月9日

◎300年ぶり中金堂再建=11日まで落慶法要―奈良・興福寺

 興福寺(奈良市)の中金堂が約300年ぶりに再建され、7日に落慶法要が営まれた。奈良時代に初めて建立された当時の鮮やかな姿で、信仰の中心となる建物が現代によみがえった。法要は11日まで実施。一般客の拝観は20日から受け付け、夜間のライトアップも行われる。
 中金堂は興福寺の中心的な建築物だが、藤原不比等により建立されて以来、兵火や火事などで7回にわたり焼失。その都度、再建を繰り返してきたが、江戸時代の1717年の焼失後は仮堂を建てたのみで、大規模な再建はされていなかった。
 今回、再建された中金堂は東西約37メートル、南北約23メートル、高さ約21メートル。発掘調査の結果や過去の絵図などを参考に、創建当時の姿を再現した。2010年から本格的な再建工事を始めていた。
 多川俊映貫首は「天平(てんぴょう)の文物は端正、典雅で力強い。興福寺は天平への回帰がいつの時代もテーマだが、再建で一つ駒を進めることができた。そのあたりを味わってほしい」と語った。

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