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2018年10月5日

◎11種の遺伝子特定=カブトムシの角形成―基礎生物研など

 基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)や米モンタナ大などの国際共同研究チームが、カブトムシの角の形成に働く遺伝子を特定した。昆虫が角を獲得する過程の解明につながる可能性があるといい、論文は5日付の米科学誌プロス・ジェネティクス電子版に掲載された。
 同研究所の新美輝幸教授らは、カブトムシの幼虫が持つ角のもととなる細胞群に着目。遺伝子の機能を抑制して角の変化などを調べた結果、頭部や脚の形成に関わる遺伝子のうち、11種類は角の形成にも重要な役割を果たしていることが分かった。
 約1億5000万年前にカブトムシと分岐した同じコガネムシ科の一部にも同じ働きを持つ遺伝子がある。
 新美教授は、分岐以前にカブトムシが角を持っていた可能性が示されたとし、「昆虫が多様な角を獲得した進化の過程の解明につなげたい」と話している。

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