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2018年8月6日

◎村外の小学生が農業体験=避難指示の解除後初―福島県葛尾村

 福島県葛尾村でこのほど、村外の小学生向けの農業体験が行われた。村によると、東京電力福島第1原発による避難指示が村の一部を除いて解除されてから、村外の小学生を招く催しが行われたのは初めて。
 東日本大震災で医療支援を行うなど村と交流のあった公益財団法人星総合病院(福島県郡山市)が、郡山市近隣に住む子どもたちに復興の状況を感じてもらうため企画した。
 病院からの提案を受けた村が、包括連携協定を結ぶ郡山女子大に声を掛けて、食物栄養学科の学生3人が農作業の指導に当たった。
 参加したのは、村外に住む12人の小学生と保護者ら。同大が所有する農場で育てている村の特産品「エゴマ」の手入れを体験した。小学5年生の男の子は「楽しかったけど、作業が難しかった。農家の大変さが分かった」と話した。
 また、昼食には村の特産品「凍み餅」が振る舞われ、エゴマを用いたタレの作り方を地元住民が指導した。小学5年生の女の子は「モッチリしていて、タレがおいしい」と笑顔を見せた。
 同大の学生3人は農作業の指導のほか、写真や図を用いて村の特産品を紹介した。4年生の星茉那さん(21)は「子どもたちには、こういう形で郷土の料理などを知ってほしい」と語った。村復興推進室の担当者は「たくさんの人に来てもらうことが復興につながる」と述べた。

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