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2018年6月12日

◎ネット寄付で絶滅危惧種保護へ=鹿児島県徳之島町

 鹿児島県徳之島町は、島に生息する絶滅危惧種アマミノクロウサギの保護事業などの財源を確保するため、インターネットで寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」を開始した。寄付額は、2018年度中に事業費372万3000円以上を目指す。ふるさと納税と同様、1万円以上の寄付者には、特産品であるパッションフルーツやジャガイモなどを贈る。
 企画課によると、事業では、アマミノクロウサギが観察できる場所につながる林道の入り口に、車両の進入を防ぐゲートを設置する。町は今後、国や県などと連携し、林道の利用に関する規則を設ける方針。島民や観光客が自由に出入りできないように整備することで、生態系への影響を最小限に食い止めたい考えだ。
 また、島の子どもたちを対象としたウミガメの観察会や夜間の希少動植物観察体験などの自然体験プログラムを実施する。島の魅力を再発見することを目的に景観フォトコンテストも実施する予定だ。GCFで目標額に届かなかった場合、町の一般財源を活用する。
 政府は国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請していた奄美・沖縄の自然遺産の推薦を取り下げた。町の担当者は「同事業を通じて、自然遺産の登録につなげたいと思っている。また、島民の自然に関する意識向上にも努めたい」と語った。

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