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2018年6月7日

◎通学路「空白地帯」なくせ=不審者情報も周知拡大―小2殺害1カ月・新潟

 新潟市西区の小学2年大桃珠生さん(7)が殺害された事件は7日で1カ月となった。下校中に凶行に巻き込まれたことを受け、市と市教育委員会は、通学路で大人の目が届きにくい「空白地帯」の総点検に着手するなど、児童の安全確保へ取り組みを強化している。
 市教委によると、通学路は交通安全の観点からチェックしてきたが、事件を機に各小学校に対し、防犯の視点から再点検を依頼した。
 保護者や地域住民、県警などと協力し、見守り活動の大人が少ない場所や時間帯などを確認。防犯カメラ設置などの対策を検討する。また、複数ある見守りグループ間で、相互連携の強化も図る。
 不審者情報の周知も徹底する。これまでは保護者に限定していた学校からのメール提供を、地域住民にも拡充。さらに区を通じ保育園や幼稚園、学童保育所に情報提供するようにした。
 4月1日から事件発生の5月7日までの間、学校から市教委に寄せられた不審者情報は7件だったが、事件翌日から5月末までは25件に急増。中には「後ろを歩いていた」など危険性が分かりにくいものもあり、学校支援課は「重要な情報が埋もれないよう、選別が課題だ」としている。
 一方、大桃さんが通っていた市立小針小学校では、児童の心のケアを継続している。カウンセリングの希望者がいない日もあるが、長谷川豊校長(56)は「表向きは元気でも、個々にいろいろな気持ちを抱えていると思う」と懸念を示す。その上で、「通常の教育活動に戻りつつあるが、よく児童を見ていかなくては」と話した。

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