• 東書Eネットへ登録する
  • 東書EネットIDでログイン

ページTOPへ

前のニュース

次のニュース

2018年4月16日

◎犠牲3学生の追悼式=参列の父「悲しみずっと」―南阿蘇

 熊本地震の本震から2年。熊本県南阿蘇村にある東海大阿蘇キャンパスでは15日、本震で犠牲となった農学部の学生3人の追悼式が行われた。学生代表の3年浦谷柚穂さん(20)は「志半ばで亡くなった先輩や同級生の分まで前を向いて歩く」と誓い、参列者全員が黙とうして白い花をささげた。
 同キャンパスは現在、校舎損壊で閉鎖されており、式は広場で行われた。テントに色とりどりの花で飾った献花台が設けられた。農学部の学生約20人、職員約70人と遺族が参列した。
 アパート倒壊で亡くなった4年脇志朋弥さん=当時(21)=の父忠行さん(60)は「悲しみはずっと続く。実験や実習に夢中になり大学院に進学しようとしていたのに、地震で夢を絶たれてしまった」と無念そうに話した。
 両親は今も、毎月16日にはアパートの跡地を訪れている。忠行さんは追悼式後、何度もハンカチで涙を拭っていた母千鶴子さん(62)とともにアパート跡地を訪れ、線香を手向けて手を合わせていた。

教育文化ニュース一覧に戻る

前のニュース

次のニュース