「第2回日韓中等学校数学授業研究会」が,平成13年1月19日(金),20日(土)の2日間にわたり東京学芸大学教育学部附属世田谷中学校と竹早中学校で行なわれた。第1回は,平成11年8月韓国の梨花女子大学を中心会場として開催された。
この研究会は,「日本と韓国の中学校における授業実践を通して,1.両国の数学教師の交流と2.数学教育の研究の深化・拡充を目指して」発足したものである。研究会の日本代表は,元横浜国立大学教授片桐重男先生である。
19日は,世田谷中学校の矢嶋先生が日本語で1年B組(38名)の生徒に「変化と対応」について,20日は,韓国の鎭海東鎭中学校の美人の朴貞淑先生が竹早中学校の2年B組(43名)の生徒に「無理数の導入」について韓国語で授業を行った。いずれも同時通訳がついていたので生徒にとっても,又参加した日韓の先生方にとっても言語による心配はなかった。参加者は,韓国から43名,日本から52名の計95名であった。
大手前高松高校 平畑博敏