「日本における英語」あるいは「言語」といった視点から、英語(を学ぶこと)自体をアクティブラーニングの教材として研究した実践を紹介します。本実践は、2014年2学期に行いました。2017年春の今、TPPについては、アメリカの離脱表明によって宙に浮いた状態になっていますが、実践当時は、交渉、参加の是非が問われ論じられている真最中でした。よって、ここで述べるのは、2014年夏から秋にかけての状況に基づいています。子ども目線でTPPをどう考えられるようにするかを模索し、日本古来の主食である米を教材として単元構想をしました。
愛知教育大学附属岡崎中学校教諭 天野万喜男