極意は一・十・百・千・万
まだ教壇に立っていたころ、ラジオで人生の達人とよばれた人々の人生観を拝聴したことがあります。
90を過ぎて、なお悠々と生きるあるご婦人の話は特に印象的でした。毎日、一・十・百・千・万を実行しているというのです。その中身はこうです。
一 一時間の読書
十 十人の人としゃべる
百 百回深呼吸をする
千 千字の日記を書く
万 一万歩あるく
非常にわかりやすく、説得力がありました。これをそのまま実行するのは尻込みしてしまいますが、感銘した私は、このなかのいくつかを今も実践していますし、子供たちに学期目標を立てさせるときの参考にもさせてもらいました。知力にかかわるものと体力にかかわるものがあり、子供にもわかると思ったからです。
以下、人生の達人の極意を参考に目標の立てさせ方を述べることにします。
元埼玉大学非常勤講師・元東京都台東区立上野小学校長 成田秀和
A4判たて,3ページ
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