「教室の窓 小学校算数/中学校数学」2005年1月発行より。学習指導要領解説書には,数学的活動について,「実生活との関連を図り,事象を数理的に考察する力を伸ばし,数学的な見方や考え方を用いて問題を解決する能力を一層高めることができるようにするために,観察,操作,実験など具体的な活動を通して,物事の関係やきまりを見いだしたり,得られた結果の意味をよく考えたりするなどの活動」と示されている。つまり,問題解決を踏まえた学習(以後「問題解決的な学習」と表記)では,生徒の幅広い数学的活動が保障される必要がある。
[中学校]問題の練り上げとまとめを重視して