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確かな力をはぐくむ社会科教育の指導はどうあったらよいか

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公開日:2000年07月02日
確かな力をはぐくむ社会科教育の指導はどうあったらよいか



-問題解決学習を中核にすえた カリキュラム編成することを通して-

[本文より]社会科教育の本来めざすべきものは,課題を見つけて,追究する中で,主体的に問題解決を図る力を身につけることであり,その過程で,社会的な認識を広げながら見方・考え方を深めていき,ひいては自らの生き方をも問い直すものであると考える。こうした確かな力をつけるためには問題解決学習がより効果的だということがいえる。しかし,年間カリキュラムを編成するうえで,問題解決学習は莫大な時間を要し,新指導要領による社会科の時数減少に対してどのようにバランスよく問題解決学習を取り入れるかが課題となっている。また,莫大な教材研究の時間を費やして研究授業的な問題解決学習の授業を仕組むのでなく,もっと日常的な授業の中で,問題解決的な学習ができないかを検討してきた。その結果,以下の5つポイントについて研究を深める必要性を感じ,いくつかの実践を行ってきた。その成果と課題についてレポートにまとめてみた。

1.カリキュラムの精選と軽重づけ

2.学習問題の工夫

3.人々の営みやしがらみにも思いを寄せる教材化と単元展開

4.生徒が主体的に取り組む授業形態

5.評価の工夫

□信明中学校社会科年間進度表

長野県松本市立信明中学校 横山耕二・百瀬顕正

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