[本文より]
平成14年にODAの民間モニターとしてタンザニアを訪問する機会を得た。現地滞在5日という短い期間ではあったが,港湾や道路整備等の大型プロジェクトから,NGO団体への無償資金協力まで様々な案件を視察することができた。世界の中でも最貧国の1つに数えられるタンザニアの現状を目の当たりにし,援助の必要性を再認識するとともに,日本のODA活動や現地の様子を生徒に伝え,国際協力について真剣に考えさせる機会を設けることが大切であると考えた。
宮城県仙台市立幸町中学校教諭 岩淵雅安