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初めに、斎藤喜博の指導を直に受けた、小笠原洽嘉（ひろよし＝笠原肇が執筆名）。氏は室蘭啓明高校（定時制）在籍中、教務主任として校長及び教職員を説得して、一九七四年から五年間にわたり喜博を講師に招いて、授業実践の改善指導を受けた。その洽嘉氏の実践を中心に「喜博」実践の神髄を探求しつつ、『ドラゴン桜』との接点を垣間見ていきたいと構想を練って綴ったのが、本稿である。
北海道長沼高等学校 荒木美智雄
A4判たて，8ページ
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